FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

登山鉄道 その1

にーだー1j
(承前)
 ここで登山鉄道をまとめる必要などないのですが、興味のある人も一人くらいはいるかも・・・
リギjフィッツナウ電車j

♪・・・登山電車が出来たので 誰でも登れる・・・・・行こう 行こう 火の山へ   行こう 行こう 山の上   フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ♪
と、今や「鬼のパンツ」の替え歌の方が知名度が高いかもしれない、「フニクリ フニクラ」の歌ですが、元はイタリアのベスビオ火山に登山電車ができたときのCMソングとか・・・

                 ピラテゥス4j
 スイスの歌ではなくとも、「登山電車ができたので誰でも登れる」というのは、実際大事なことで、我々でもアルプスを楽しめたのですから有難いことなのです。

 登山の乗り物には、電車も蒸気機関車もケーブルも、ロープウェイもゴンドラも、スキーの時はリフトもあろうかと思いますが、ここに載せるのは、鉄道とケーブルです。(続く)
ユングフラウへj
クライネシャイデックへ
 一番上から、二―ダーホルンにあがるケーブルの軌道(眼下はトゥーン湖)
 二番目は、1873年に特命全権大使もリギ山に行くときにあったケーブルカーのターンテーブル
 三番目は、リギ山へ
 四番目は、ピラテゥス山へ(世界一の急勾配)
 五番目は、ユングフラウヨッホへ(ヨーロッパで一番標高が高い駅 3454メートル)
 六番目は、クライネシャイデックへ
 七番目は、グリュッチアルプからミューレンへ(2013年の写真:向うにうっすら三山が)) 
 八番目(一番下)は、ミューレンからアルメントフーベルへ(2013年の写真)
ミューレンj
ミューレン2j

PageTop

二度あることは三度ある

エーデルワイスj
(承前) 
 さて、再再度、シーニゲプラッテ高山植物園にもいきましたが、( →→ ) ( →→ )、今回が一番天気が悪く、乗って行った登山電車で、そのまま引き返しました。山頂は土砂降りで、植物園どころではありませんでした。次の電車は一時間後だし、冷えるし・・・・。
 が、昨日のロートホルンで、エーデルワイスを見たので、植物園は我慢しましょう。植物園で見るものより小さく、岩場にそっと咲いていました。先に見つけた人が、「ほら、ここよ」と、教えてくれます。カ・リ・リ・ロ自身が見つけたエーデルワイスも、次に来る人に教えてあげましたよ。

 降り返した途端、小雨になり、視界が晴れてきて、よくよくシーニゲプラッテから見る、アイガー・メンヒ・ユングフラウに縁がないなぁなどとぶつぶつ言いながら、登山鉄道に乗って居たら、遠くニーセン山ホドラーポイント からのトゥーン湖、それにブリエンツ湖 も見えました。
シーニゲj
シーニゲ2j
シーニゲ3j
  このあと、早い予定消化になったので、ラウターブルンネンから、ぐるっと、三山前の登山電車に乗りました。ベルナーアルプス初日の奇跡のような天気にはなりませんでしたが、三山に手を振って、降りてきました。
ラウターj
 ところが、後日、思わぬところで、シーニゲプラッテから見た三山に会いました。そのことは、瑞西2016後半に書きますね。(続く)

PageTop

ロートホルンクルム

ロート6jj
(承前)
 1時間ほどかかったロートホルン登山鉄道を降りると、夏のいいお天気でも、肌寒い。
 ベルナーアルプスの三山は、雲の影。(たぶん、みえているのはアイガー)
ロートホルンj
 が、花がいっぱい咲いていましたよ。
それに、あの花も。森林限界の岩場に。(続く)
ロート7j
          ロート8j
☆一番上の写真、細工せずとも、こんな歪曲した写真になりました。自然の形の妙ですね。

PageTop

ギースバッハ

ギース3j
(承前)
 ギースバッハ滝のそばには、一件のホテルが建って居ます。1873~74に建てられ、ちょっとお城のようです。
 ギース4j
 ギース15j
中央階段の壁にはクライドルフの絵が飾られ、ロビーや待合室は、さながら、美術館。
 ギース6j
     ギース7j
 アクセス手段が、本数の少ない船ですから、不便と言えますが、その分、朝晩は、静かな湖を満喫できます。(続く)
            ギース5j

PageTop

滝へ

ギース1j
(承前)
 ブリエンツ湖の東端に近いところにギースバッハ滝はあります。近くまで車で行く事もできる様ですが、概ね、船で滝のふもとの波止場に着き、そこから、滝のそばに立つホテル専用の小さなケーブルカーに乗って上がります。
 このケーブルカーは、ケーブルカーとしてはスイスで一番古いらしい。
        ぎーす1j
 日本人には、滝はさほど珍しくないものの、歴史のある場所だということで行ってみたのですが、これがなかなか、水量の多い滝でした。北斎の滝の絵に、こんなのあったなぁと思いながら、ともかく、中腹の遊歩道の辺りまで行ってみました。
           ギース2j
 ここの水を瓶詰した水を飲みましたが、ペットボトルに入った水よりまろやかで優しい味がしました。(続く)
        ギース3j

PageTop

湖二つ

湖2つj
(承前)
 ベルナーアルプスの拠点はインターラーケンオスト(東)という駅で、西隣の駅はインターラーケンウェスト(西)という駅です。その二つ駅の東西にブリエンツ湖とトゥーン湖の二つの湖があります。(二つはアーレ川でつながっています。)
 ニーセン山から見た上の写真画面中央が沖積平野としてできたインターラーケン。画面上部がブリエンツ湖、下部がトゥーン湖。アイガー・メンヒ・ユングフラウは、右手奥にあります。ニーダーホルンは、左手。
 
 昨年は、ニーセン山をホドラーの描いた角度から眺めたくて、トゥーン湖の船に乗りました。今年も長い時間かかって、トゥーンという街に行こうと、トゥーン湖周遊をしてみました。午後、西に向かって乗車したものですから、カメラを出すのもまぶしい。昨日一番上のニーセン山の写真は、その時のもの。

 2つの湖を比べると、首都ベルンにより近いトゥーン湖は集落も多く、歴史ある建物も多いのですが、東にあるブリエンツ湖は、山が迫っているので、集落も少ない。
 以下は、ニーセン山から凄いズームで撮ったトゥーン湖ほとりシュピーツの波止場。(→→
船から撮ったブリエンツ湖。
ニーセン9j
         湖2j
 さて、今回初めて行く東側のブリエンツ湖では、およそ、この船に乗ってしか行けない滝に出かけました。(続く)
ブリj

PageTop

ニーセンへ

 ニーセン8j
(承前) 
 昨年、やっとその姿をしっかりとらえることのできたニーセン山に、今回は登ってきました。と、いっても、相変わらず、登山鉄道で頂上まで行くのです。これも、なかなか急こう配のケーブルです。
 
 多分、冬場であれば、自らの三角の山影が、ふもとに映るはずなのですが、いかんせん、夏場の影はまだ短く、あの印象的な三角形は、頂上に上がると、周囲一望のできる山の頂上でした。
ニーセン1
  予想通りのパノラマビュー。湖も二つ(トゥーン湖・ブリエンツ湖)とも見えます。アイガー・メンヒ・ユングフラウも見えるはずでしたが、いいお天気で、すでに、雲がかかっていたので、ほんの少し、多分あれだろうという感じでした。
ニーセン2j
ニーセン4j
 必ずしもいつも眺められるわけではないアイガー・メンヒ・ユングフラウと違って、ニーセン山の三角形は、少々遠くでも、どっしり構えた目印になり、見えるとほっとするのは不思議な感覚です。・・・こんなことからも、このニーセン山が、たくさんの人を魅了し、アーチストたちに表現される所以かもしれません。
 頂上の案内板には、16人のアーチストによるニーセン山が紹介されていました。もちろん、ホドラーやクレーもでていました。下の写真右から二列目上から2つ目がホドラー作。真ん中の列、上から2つ目がクレー作。(続く)
ニーセン5j
☆一番下の写真、眼下の街はトゥーン。
        ニーセン6j     

PageTop

日曜と夏の匂ひ

 ミューレン三山j12
 アンリイ・ド・レニエエ 「正午」
≪日曜と夏の匂ひに空気は爽なり。≫(「珊瑚集―仏蘭西近代抒情詩選」 永井荷風訳 岩波文庫) 

(承前)
 一番のお天気の午後は、ミューレンから見る三山です。
 ここのお楽しみは、ブルーベリー摘み と、 チーズ作業所兼販売所で食べるヨーグルト

 今夏は、気温がまだ高かったのか、どの山もいつもより花がまだたくさん咲いていた分、ブルーベリーの出来は、今までで一番少ない・・・とぶつぶつと、「実を見て、山を見ない」状態で歩いていたら・・・・・・ありました、ありました!日陰には、ちゃーんと、カ・リ・リ・ロが納得できる量。後ろから大きな袋持参の家族も、ジャムにできるくらいは採っていましたよ。(パパ・ママ・小学校低学年くらいのおねえちゃん、幼稚園くらいの弟、3歳くらいの女の子、それにママの大きなおなかには、将来の要員)(続く)

☆写真は、ミューレンから見たアイガー・メンヒ・ユングフラウ
☆写真下は、左から、アイガー・メンヒ、ユングフラウと、以前にも書いたユングフラウ側の壁ホドラーの描いたあれ。

        みゅーれんj

PageTop

道のはづれに

クライ6jj
シャアル・ゲラン「道のはづれに」 
≪道はくだる。  幾里と長き真白の帯。  青き小山の  坂道つきぬ。≫(「珊瑚集―仏蘭西近代抒情詩選」 永井荷風訳 岩波文庫)

(承前)
 ピラトゥス山から遠く望み、二ーダーホルンから眺め、まだ他からも見ようとしているアイガー・メンヒ・ユングフラウの三山です。
 この完璧に晴れ渡った朝に、ここを歩く幸せ。いろんなものに感謝です。
クライ3jクライ2j クライ1j
 写真は、途中に水たまりがあって、そこに映った、それぞれの山です。

 さて、三山を横に見ながら、ゆっくり歩いて次の駅近く、冬場しか開いていないホテルの前で美味しいレモネードと、アプリコットのホームメードケーキをいただきました。向うには、アイガー北壁が、優しくそそり立っています。(続く)
     クライ4j

PageTop

静さは其さへもいと遠く思はるゝ迄の静さに

三山jj
 アンリイ・ド・レニエエ「正午」
≪静さは其さへもいと遠く思はるゝ迄の静さに≫
(「珊瑚集―仏蘭西近代抒情詩選」 永井荷風訳 岩波文庫)
 

(承前)
 目の前にそびえるアイガー・メンヒ・ユングフラウの三山。大きく高く、そびえています。目の前に空と屹立した山しかない光景を、カ・リ・リ・ロは他に知りません。他では味わえないのです。世界中の都市が似たような雰囲気になったとしても、ここだけは、唯一無二です。

 登山家ではない、いい加減なアルプス愛好家なのですが、「そこに山があるから登るんだ」と誰かが言った言葉が、少しは実感できます。「すぐ目の前にそびえる」を味わいたくて、また足を運びました。
 天気の一番いい日は、ここに行くことに決めていました。山の天気は変わりやすく、特に夏は晴れていても、午後は山の上には雲がかかることが多いからです。すでに、ピラトゥス山からも二―ダーホルンからも見ることができたお姿でしたが、ここから眺めながら歩くのが一番好きです。

 さて、昨年は「ランボー詩集」(堀口大學訳 新潮文庫)を携え、今年は、永井荷風訳「珊瑚集ー仏蘭西近代抒情詩選」(岩波)を持って行きました.。が、日本に帰って、文を書こうとしても、昨年ほど、ぴったりの言葉が見つからない・・・作者のチョイス?自分自身の感性の問題?などと考えましたが、どうも違うような気がする。もし、昨年と決定的に違うところがあるとするなら、お天気。去年が湿りがちだったのは、ご存じのとおり。今年はご覧のとおり。隅々まで明るーい!影がな-い!(続く)
☆写真上は、左からアイガー・メンヒ・ユングフラウ。うーん、うまく撮れたと思っていたけど、やっぱり、写真じゃ伝わらないなぁ。その存在感が。
☆写真下は、左クライデシャイデック駅 右アイガー

クライデjj

PageTop