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大浮世絵展

江戸博物館j
  東京での部屋探しには、ほとほと疲れたものの、ただでは転ばないのが関西の根性?で、きっちり、文化探訪もしてきました。
 
 両国国技館隣の江戸東京博物館「大浮世絵展」(~2014年3月2日)に行ってきました。関西でも何回か、同じような展覧会を見たことがありましたが、これは、浮世絵の時代変遷を示した展示でした。
 
 最後の展示は川瀬巴水(1883~1957)の「日本橋」。これなど、日本の浮世絵の流れの最後にあるより、モネ(1840~1926)のチャリングクロス橋やウォータルー橋の連作、ホイッスラー(1834~1903)「オールド・バターシーブリッジ」を想起させるものでした。とはいえ、この頃の西洋絵画が、日本の浮世絵から影響を受けているのを考えると、この展示にモネやゴッホが並んだら面白いだろうと思います。(そしたら、もっと凄い人出になるだろうけれど。)。
と、言う意味では2005年にロンドンテートミュージアムで見た「ターナー・ホイッスラー・モネ展」に、浮世絵が並んでいても全然おかしくなかったってこと?ふーむ。

 展示作品は、保存状態もよく、細かい刷りもよく見えます。美人画も風俗画もそれなりに見応えがあるのですが、葛飾北斎のところに来ると、急に空気が変わるような気がするのは、ひいきでしょうか。北斎の作品は自由で楽しく、いつ見ても新鮮です。浮世絵だけでなく、展示されていた北斎漫画や物語絵の挿絵(「近世怪談 霜夜月」)など、もっとページを繰ってみたかったです。

 この「大浮世絵展」、江戸東京博物館では、期間を限って、小出しに展示されています。巡回する名古屋や山口では、ほとんどが一堂に会すらしいので、もし、機会があるなら、東京以外の二開催地で鑑賞するのがいいかも。

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