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みんなみすべくきたすべく

クレー・フェルメール・ピカソ

50ポールクレー前j
 おばちゃんになって大学院に行っていた頃、フランス文化論という授業がありました。学期途中で、突然、先生がお亡くなりになったので(うーん、残念!)、新しい先生に変わりました。自己紹介を兼ねて、誰の絵が好きか?と問われました。それで、クレー、フェルメール、ピカソというと、バラバラやね。みたいなことを指摘されました。そうかなぁ、クレーは、どう言っても、一番好きだし、フェルメールは心惹かれるし、ピカソの多くの作品からは元気をもらえるんだけどなぁ・・・何度眺めても、飽きない絵とか、いつ見ても、新しい発見がある絵とか、部屋に飾るに、いい絵とか、優しい気持ちになる絵とか、えぇー?と思う絵とか、いろいろあるから絵画は、面白い。一枚の絵を見に、はるばる極東から西欧まで行くこともあるわけだし。あるいは、やっと日本に来た展覧会に並ぶわけだし。ともかくも、一枚の絵の見方など、本当に個人的なものですね。
 とはいえ、混んでいる展覧会は、避けています。どうしても、このときしか見られないという絵画も、混雑していると知ったら、あきらめるか、せいぜいその一枚を見るだけに絞って、時間を考え、突入します。
 以前、ロンドンでフェルメールがまとまって展示されたことがありました。たまたま、英国に行っていたので、予約して入場しました。人の頭しか見えないような展覧会でなく、日本だと、えらいことになるに決まっているフェルメールを心おきなく鑑賞しました。予約という手間をかけた人、あるいは、当日に割り当てられている券を、早朝等に入手した人しか、入場していませんから、雰囲気も落ち着いていて絵画鑑賞にぴったりなのです。どこかの国で、「無料券もらったから」、「みんな行ってるから」、「とにかくわいわいがやがや行ってみよう。」と、人が集まるのと、ちょっと違います。日本も大きな企画展は、予約制にしてほしい・・・(「琥珀捕り」に続く)
☆写真は、スイス、ベルン、パウル・クレー美術館前のPのオブジェ。

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