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みんなみすべくきたすべく

(前向きな)小さいおばあちゃん

石壁かぼちゃjj
 機嫌よく通っていたプールが閉鎖されるということになったとき、おともだちの86歳の彼女は、いち早く他の施設を探しに行きました。
 ぐずぐず文句の多い若い衆を尻目に、結局、いさぎよく、次のプールを決められました。

「次のとこなら、地下に食べるところもいっぱいあるよ。Tでしょう。Nでしょう。Kでしょう。」
「よく、ご存知ですねぇ」
「服の店も多いけど、お金使わんようにしないとね。ま、あと、二年で米寿やから、一年会員があるのにしとかないと、もったいないから、あそこに行くことにしたんよ。」
・・・・・ふーむ。
「あそこはね、私の育ったところの近くでもあるんよ。昔はね(80年前です)、財閥系Sの倉庫があってね、馬が通ってたよ。馬糞を拾う人なんかもいてねぇ。今や、ウオタア・フロントとか言ってるでしょう。えらい違いやわ。」

 彼女の前向きな姿勢、いつも、お洒落で綺麗になさっていた姿、本当に人生の先輩として、お会いするのが楽しみでした。亡くなった母と同じ生まれ年だったせいもあって、同じように前向きでお洒落だった母が生きていたらと、母を重ねながら、お話していたものです。・・・と、感傷的になっていたら、
「今度、梅田にお昼でも食べに行かへん?でも、火曜はあかんよ、公民館で歴史のお勉強の日やからね。」

☆写真は、レマン湖フランス側イヴォアーヌ。中世の石壁に元気なカボチャが出来てます。

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