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ブルーベリー

ブルーベリーj
「サリーのこけももつみ」 (ロバート・マックロスキー作 石井桃子訳 岩波)
この絵本の原題は「Blueberries for Sal」といい、いわゆるこけもも(クランベリー)ではなく、ブルーベリー摘みです。絵本の主たるカラー、ダークブルーもブルーベリーの色ですから、やっぱり「サリーのブルーベリーつみ」なのですが、石井桃子さんの訳の「こけもも」と言う音は、耳に優しく、可愛いものです。多分、訳された当時は、こけももも、ブルーベリーもみんなベリー類だったのでしょうから、「こけもも」という訳に落ち着いたのかもしれませんね。
 
  花の写真を撮りながら、山の写真を撮りながら・・・歩いていると、道沿いの土手に居た西洋人の親子のパパが、そこで摘んだブルーベリーを我が夫に差し出しました。

  それまで、道すがら、私の差し出すいろんな実に食わず嫌いをしていた夫も、直接手渡されたら、仕方ありません。そのブルーベリーを私と食べました。おいしい!

 二日後、同じルートを歩くと、夫は、その土手をよく覚えていて、「この前の親子が食べ尽くしたかなぁ」等と次第に足早になって行きました。で、結局、まだまだ、そこいら一体にブルーベリーの恵みがあったので、次々、二人で食べました。赤ずきんちゃんがどんどん奥に入って行くあの感じです。指先を紫に染めましたが、岩場に溢れる冷たい水場でごしごし。帰りには、どんな場所にブルーベリーが自生しているか、彼なりに法則が見つかったようで嬉しそうでした。
 
夫は、絵本「サリーのこけももつみ」のことも覚えていました。「くまも、これ食べるんやったなぁ」
(「クランベリー」に続く)

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