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みんなみすべくきたすべく

山は見るもの

    ミューレンケーブルj
 
 スイスの中央オーバー・べルナー地方(首都ベルンのある地域の山岳地方)に行くのは2度目でした。
 ユングフラウやアイガー、メンヒという山々が連なる地域です。山は見るものと決めているので、初心者向きトレッキングが日々の楽しみでした。
 ゆっくり歩いて、小さな花を見たり、雄大な景色を眺めたり、鳥や虫の声に耳を傾けたり、風を感じたり・・・が、自分のペースでできるトレッキングが好みです。
 そんな望みをかなえてくれる場所の一つのが、スイス山岳地方です。

 かつて、イギリスだけひいきしていた頃、山に登るのは大変、寒いからいや、などとスイスを食わず嫌いをしていました。が、初めて行った時、山岳地方にも関わらず、山岳鉄道やロープウェイ、ケーブルカー等で上った先には、平坦な道が整備され、そこをバギーを押して歩く若い夫婦や、介助者つきでゆっくり歩く老人を見て、考えを改めました。今回も杖(トレッキング用のストックじゃない)を持った老人も多いこと。

  スイスは、ともかく観光で生きていくために、様々な創意工夫をしたのだと思います。どんな人でも、綺麗な空気、綺麗な景色を味わえるように。
 こんなところまで、線路を敷く?こんなところまで、標識立てる?と、高いところ、人の少ないところに行くたびに、頭が下がります。前回の旅行の時なんか、その前の週に洪水があって、いろんなアクセスが寸断されたのに、我々が行ったときは、すでに復旧。高いところも、標識や道の点検を行っていたので、我々も、無事楽しめた経緯がありました。

 そんなわけで、私の様な怠慢な者でも、綺麗で雄大な景色が堪能できるというわけです。電車も時間通り来るし、重い荷物は、駅から駅へ運んでくれるサービスも充実しているし、人の多い駅などのトイレも清潔だし、使いやすい。安心して観光できる場所です。

  とはいえ、イギリスが何度行っても、変わらないのに、スイスは、ちょっと整備しすぎているところがあって、前回、惚れ込んだ道が、整備されすぎて、ちょっと歩きにくくなっていたのは、ちょっと予想外。
 今までの良さを残し、歴史を残し、しかも現代人の感覚にも合う観光地というのは、なかなか大変です。物見遊山の観光研修に出掛ける日本のお役人さんたち政治家さんたち、もっと本気で見て来てほしい。

☆写真は、スイス 一番奥がアイガー、次がメンヒ 一番手前がユングフラウ。右手に小さく写るはミューレン村。

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