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みんなみすべくきたすべく

電車で読みにくい文庫本があります。(その2)

ウィーントラムj
 電車で読みにくい文庫のもう一つは、デカダンスの小説。19世紀末のフランス文学が中心なのですが、退廃的で、ええっ!というおぞましい世界が展開することが多く、ドキドキ・・・

 ボードレーヌ等の詩ではなく、オスカーワイルドやジョリス=カルル・ユイスマンス・・・。
怖いもの見たさで読むには、隣の人が、「え?この人何読んでるんや?」とのぞかれないか、ビクビク。
 その一語。そのきわどい文言。それだけ読みたくて読んでるんじゃない!!!って、首からぶら下げるわけにいかないし・・・

 でも、そのジョリス=カルル・ユイスマンスの「さかしま」(渋澤 龍彦訳 河出文庫)には、マラルメも、ギュスターブ・モローも出てきて、それに帯には三島由紀夫が絶賛している言葉がでていて、やっぱり読んでみなくちゃ・・・と思って、読んだけど、私には、つまらないという批判さえあったシュティフターの方が断然好きだわ・・・電車で落ち着いて読めるし・・・

☆写真は、ウィーン トラム 終点。

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