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桜襲(さくらがさね)

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「光源氏の桜襲(さくらがさね)」
(吉岡幸雄 JAL「アゴラ」2012年4月号「男達の色彩」)
≪やや透ける白の唐織ふうの織り地を、赤地の布にかさねた襲衣装で、下の赤が上の白から透けて、淡い桜色に映り華やかな襲色となる。光源氏20歳の時の「桜の襲」である。≫
 筆者は続けて「今は男が桜色を着て、花見に出かけるのは、いささか勇気がいる」というが、20歳の美青年なら今でも、ぜったい似合うぞ。しかも、藤の花宴に呼ばれたのに、まだ遅咲きの桜が二本残っているからと桜襲(さくらがさね)で洒落ているのも、素敵。
 (この文章の基になっている『「源氏物語」の色辞典』(吉岡幸雄著 紫紅社)は、高価な本ですが、色の辞典だけあって、きれいな写真!源氏物語に少しは近づけるかも。)

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