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みんなみすべくきたすべく

くまなんか いない いるはずない

                マーモットj
(承前)
 福音館が復刊した童話8冊の中には、「くまのテディ・ロビンソン」の2冊のほか、 「ヘムロック山のくま」も入っていました。

 これも我が家では、年季の入った本ですが、うちの子どもたちが楽しむ頃、すでに品切れとなっていました。その頃は、WEBで探す等と便利な方法もありませんでしたから、偶然、古本屋さんで見つけたときは、とてもうれしかったのを思い出します。奥付は1976年第一版となっています。

 山越えのおつかいに出掛けるジョナサン。不安と緊張が手にとるようにわかります。
「ヘム ロック 山 には、クマ なんか いな い。いな いったら、いな い、いる  はず ない。」
「ヘムロック山には、クマなんかいない。クマなんかいない。ヘムロック山には、クマなんかいない。いない、いない、いない、いない、クマなんかいない。」
 他にも、ちょっとリズムの変わるヘムロック山の呪文(?)を何度、子どもたちと唱えたことか。
 
 この本の造りは、絵本ではなく、いわゆる挿絵の本ですから、小学校低学年向きと思いがちですが、たとえ、字が読めるようになった小学生でも、「ヘムロック山のくま」は、読んでもらってこそ、その楽しさが伝わります。大人も一緒になって、声に出して読んでみませんか。

「ヘム・・・・・ロック・・・・・山・・・・・には、クマ・・・・・いな・・・・・い いな・・・・・いったら いな・・・・・い。」

*「ヘムロック山のくま」(アリス・デルグレーシュ作 松岡享子・藤森和子共訳 太田大八画 福音館)

☆写真は、スイスのマーモット。 「『ヘムロック山のくま』には マーモットなんか出てない。出てるはずない。」(撮影:&Co.A)

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