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みんなみすべくきたすべく

ひつじを数えるかわりに

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4月の初めは、桜だけじゃありません。入学式や入社式。それぞれの新しいスタートです。入学式、特に小学校一年生になるのは、大きなハードル越えの一つです。学校ってどんなところだろう?給食食べられるかな?先生怖いかな?友だちできるかな?
一年生になる不安と喜びを描いた絵本は何冊かあります。その中で、下記の絵本は、ほんの一か月前、日本で翻訳出版されました。

「あたしって、しあわせ」 
(R.ラーゲルクランツ作 菱木晃子訳 E.エリクソン絵 岩波書店)
この絵本は、もうすぐ一年生のドゥンネが、眠れないところから始まります。ドゥンネが眠れないときは、ひつじを数えるかわりに、あたしって、しあわせ!とかんじたときのことを、ひとつずつ思い出すのです。
友だちができるのか心配だったドゥンネに、親友ができます。学校では隣に坐り、合わせると一つになるハートのペンダントをそれぞれが首にかけ、お泊まり会をし・・・・でも、その親友が引っ越してしまい・・・ドゥンネは、怪我をします。泣きます。喧嘩をします。・・・・・が、最後は、「幸せすぎて眠れない」ドゥンネが、どうやって眠ったかというと・・・

挿絵も、一年生の楽しい生活を描いてぴったりです。と思っていたら、作家のラーゲルクランツは、あとがきでこう書いています。「(画家の)エヴァが挿絵をかきたいと思ってくれるような、おはなしを書こう、と心にきめるの。すると、それは、たちまちにして楽しいことになるわ。・・・・エヴァの絵は、いつもわたしが想像していた以上に、すばらしいものになっているのよ。それで、わたしはとても幸せな気持ちになるの!」読者は、作家と画家の幸せのおすそわけをもらうのですね。

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