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みんなみすべくきたすべく

さまざまのこと おもひだす さくらかな

                       サクラj
 (承前)
 日本の入学式は、桜の季節ですから、その思い出も重なります。自分の入学式は、遠い昔過ぎて記憶の彼方になりつつあるものの、3人の子どもたちの時のことは、それぞれに思い出されます。

 そして、毎年、必ず思い出すのは、この季節に亡くなられた人のことです。
 その人のことをたくさん知っていたわけではありません。お話したことさえ、ほとんどないと言ってもいいくらいです。友人のお姑さんでしたから。それなのに、その人が、お孫さんの小学校の入学式の頃、亡くなられたということを、桜が満開の青空の日、思い出すのです。まだまだお若かったので、さまざまなことを思いながら亡くなられたと思います。

 こんな他人が覚えている桜の頃のご命日。
 西行の「ねがはくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの望月の頃」というのは、もしかして、桜の頃も、満月見ても、思い出してもらえる命日にまで思いを馳せていた?

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