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みんなみすべくきたすべく

知らなくても食べていけるけれど、

               キャッスルリグ・ストーンサークルj

「語り合う知的基盤共有を」という見出しの新聞記事です。(2013年2月20日日経夕刊)
≪私の学生時代は知らないというのは恥だった。友人と話していて、彼が読んでいる本を自分が読んでいないのは恥ずかしいし、その本を知らなければ対等に議論できないという雰囲気があった・・・≫と、歌人で細胞生物学者の永田和宏氏は切り出します。そして、若い人たちのつながりを保とうとしている姿勢を認めながらも、その基盤の脆弱さを危惧し、≪知らなくても食べていけるけれど、知っていれば心が豊かになる。文化芸術とはそういうものだろう。≫と言います。

今は、片手で持てる大きな世界、そして、つながり。
電車の中で、若い人は、文庫本はもちろん、漫画や週刊誌を読んでいる人さえいません。たまに見かけたら、「おお!」何読んでいるんだろう。
片手の中で、文庫本も漫画も週刊誌も読んでいるのかもしれません。検索して知ったことは、昔の若いもんより膨大な量だと思います。
でも、もしかしたら、簡単に手に入る分だけ、愛着も少ないのかもしれないと思ったりします。

文化芸術が、簡単に手に入る錯覚。
文化は、築くまで長い歳月が必要、消えるには短時間で済む。
・・・・・・・・・・等など、時々、考えたりするのです。
(「至難の業」に続く)

☆写真は、英国 湖水地方ケズウィック ストーンサークル(撮影:&Co.I)

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