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みんなみすべくきたすべく

やんごとなき読者

             ご一家j2
 図書館で借りたばかりなのに、さっさと古書店から購入したのが、 「やんごとなき読者」(アラン・ベネット 市川恵理訳 白水社)です。昨年読んだ中で一番面白かった。

 最初の2ページでノックダウン。読み進むのをやめました。「この本、ぜったい面白い」と家族に宣言して、本を置きました。読み終えるのがもったいない一冊に決まっています。
 
 ・・・・と文を書いて、本を横に置いて、幾歳月。
え? 面白かったか? 面白いに決まっているじゃありませんか!特に、最後は、しゃれてますねぇ。
  
え?どんな話かって? 現役のエリザベス女王が本好きになる話です。まず、バッキンガム宮殿に、移動図書館が来て、エリザベス女王が本を借りる話です。宮殿に働く若者が、読書案内をし、エリザベス女王が読書にのめり込んでいく話です。そして、女王が、知的に成長し・・・

 もちろん、話は、「ボートの三人男」と並ぶ英国ユーモア(?)小説なのですが、ボートの3人男がテムズ川観光案内になっているように、この「やんごとなき読者」は、読書案内にも、なっているのです。子どもの本では、「ぞうのババール」も出てきましたよ!

 それにしても、“The Uncommon Reader”を「やんごとなき読者」と訳せる日本語って、凄いと思います。他の日本語見当たらないもの。

☆写真は、ロンドン・テンプル駅近く、川向うテムズ川沿いのビル一面に垂れ下がった即位60周年記念の若き日のエリザベス女王たちの写真。

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