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かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは みそぎぞ なつのしるしなりける

上賀茂2
(承前)
 本日は、夏越しの祓。
 半年間の疫病やなんやかやを祓いに、歴史ある上賀茂神社の茅の輪くぐりに行きました。➡➡
 他の神社でも茅の輪くぐりはできましたが、上賀茂神社の由来をたどると、神代の時代まで遡り興味深い。(ただし、造営は678年。)

 上賀茂神社の正式な名前は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)で、御祭神は、賀茂別雷大神。
 つまり、神社の歴史をたどると、雷に関係しているのがわかります。
≪太古の昔、神代の時代に遡ること天上で雷鳴が轟き、一本の丹塗矢が降って・・・≫とここ御神話は始まります。それで、その矢は流れ、賀茂川の上流で、身を清めていた賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)が持ち帰り、床に祀ると、懐妊し立派な御子が誕生・・・

 と、いう話から、この神社が、水と雷に関係しているのがわかります。そして、境内には、小川が・・・
 ああ、これがあの「ならのおがわ」ね。
 小倉百人一首の「かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは みそぎぞ なつのしるしなりける」の舞台だと、今頃 わかったのは、不勉強そのもの。ほんと、なーんも知らない・・・「ならの小川」というくらいだから、勝手に、奈良と思い込んでいたら、ならは楢の木の楢。境内の林を間を賀茂川の支流 ならの小川(御手洗川)が流れています。30日には、たくさんの神社と同じように夏越しの祓の行事があるものの、ここのは、人形を小川に流す祓もあります。
上賀茂4
  この神社の近くには、かつての神官の社家が、今も並んでいて、そこも保存地区です。そこにも、やはり小川が流れ、名前は先の「ならの小川」から明神川に変わっていて、人家の間を流れ、その辺りの(田)畑を潤しているようです。今も、いくつかの小さな畑が近隣にありました。
上賀茂6

☆下の写真は、その地区にあった樹齢500年のクスノキに守られた上賀茂神社の末社で、明神川の守護神「藤木社」(ふじきのやしろ)。(続く)

上賀茂神社8

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