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みんなみすべくきたすべく

ミノタウルス

ギリシャjj

(承前) それで、まず、ミノタウルス(ミーノタウルス ミノトー)。

 牛頭のミノタウルス(ミーノタウルス ミノトー)は、ポセイドンが海から送った牡牛とパーシバエーの間に生まれた牛頭人身体の怪物。パーシバエーの夫のミーノース(ミノス マイノス)は、そのミノタウルスを迷宮(ラビリュント)に閉じ込め、毎年(3年ごと、9年ごと等諸説あり)少年7人少女7人を貢物として捧げていた。それを、テセウス(シシウス)が、テセウスに恋したアドリアネー(ミーノースの娘)の協力を得て、退治する話。クレタ島の遺跡には、牡牛崇拝と闘牛の跡があるといいます。

≪・・・そのとき、ミノトーがふいに向きをかえ、シシウスのいることに気づいたからだった。たちまち、ミノトーは、逆上した牡牛が、敵に向かって突きかかろうとするときそっくりに、恐ろしい鋭い角を低く突き出し、ものすごい声でほえた。人間の言葉に近いことをいったらしいのだが、逆上していたためか、のどから出たときには、もうまったく意味不明な咆哮となっていた。・・・・≫

・・・と、ミノトー(ミノタウルス)とシシウス(テセウス)の戦いについて、さらにページを割いて描かれているナサニエル・ホーソン「ギリシャ神話物語 上下」ですが、石井桃子訳「ギリシャ神話」では、戦いの場面は具体的に描かれず≪大きなきみの悪いうめき声が、ラビリントスのがんじょうな壁をふるわせて、ひびきわたりました。≫とだけ書かれています。

 今まで、ギリシャ神話の外観だけは、知っているつもりでしたが、今一つ、踏み込めなかったのは、多数登場するカタカナ表記の彼らの名前。しかも、翻訳されたとき、英語から日本語になったもの、あるいは、原典に近いものであるなら、ギリシャ語、ラテン語に近い読み方などなど、一つの名前をとっても、例えば、ここでも、ミノタウルスがミノトー、ミーノタウルスであったり、テセウスがシシウスであったり、いろんな訳し方で、カタカナ表記の名前についていけない者には、よりハードルが高いのです。ほか、テセウス(シシウス)が迷宮・迷路(ラビリントス・ラビュリントス)から迷わず出れるように、糸玉を用意したのがアドアドネ―(アリアドネ)その父親は、迷宮を用意したミーノース(ミノス マイノス)。(続く)

☆写真は、「ギリシャ神話物語 上下」(ナサニエル・ホーソン 神宮輝夫訳 エドモンド・デュラック絵 新書館)の≪こうして、シシウスとミノトーの戦いはおわった。≫の絵。

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