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スウェーデンの子どものうた

ベスコフ2
(承前)
 エルサ・ベスコフの絵本で、もう一冊。牛の描かれているもの。

「きみ どこへゆくの?―――スウェーデンの子どものうた――」(アリス・テグネール作詞・作曲 エルサ・ベスコフ絵 ゆもとかずみ訳詞  石井登志子解説)
「牛をつれて」(Tula hem och tula vall)
≪とおい沼まで 牛をつれてく きょうのごはんは キャベツがひとつ
め牛よ ヤギよ 草をたべたら ミルクをのませて≫
 貧しい牛飼いの子が絵に描かれ、その子の顔は、少々、物憂げ。キャベツだけじゃ、おなかすいてるもんねぇ・・・

 どんな歌か・・書いてある楽譜も読めず、歌自体知りません。が、この便利な世の中、上記スペルで そのまま検索すると、すぐ、聞くことができました。ゆったり静かな歌で、最後のミルクを飲ませてというのも関係あると思うのですが、子守歌風です。

 さて、解説によると、この本の作曲家アリス・テグネール(1864~1943)は、画家エルサ・ベスコフ(1874~1953)の隣人で親交があったようです。
 まだまだ女性の社会進出や進学が困難な時代、才能のある二人の女性が組んだ歌の本は、音楽の教科書になった時期もあったことを知ると、スウェーデンが、日本なんかに比べ、早く 進みだしていたことに気づきます。なにせ、今や、男女格差世界120位の日本、5位のスウェーデン。(*ちなみに、1位アイスランドで、10年トップ。そのあと、2位フィンランド、 3位ノルウェー、 4位ニュージーランド)
 そして、蛇足で、つながらない話なのかもしれませんが、アリス・テグネールやエルサ・ベスコフと同時代といえる イギリスのベアトリクス・ポター(1866-1943)の「菌」についての論文➡➡
の提出後を考えると、男女格差ランキング23位のイギリスと5位のスウェーデンの差も見えそうな気がします。とはいえ、未だに120位という国とは大きな違い。

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