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問題だらけの女性たち

風刺画j
「問題だらけの女性たち」(ジャッキー・フレミング 松田青子訳 河出書房新社)
 上の写真にはぼんやりとしか写っていないので、まず左ページの文
≪女性は時には試験を受けることを許されましたが、何の資格も取得できませんでした。頭が小さかったからです。≫
次は右ページの文
≪ごくまれに、外国の言葉を学び、留学し、医者の資格を得て帰国する女性もいましたが、女性を外に出すとろくなことにならないので、証明されただけでした。≫

 英国、ビクトリア時代の(そして今も?)女性蔑視の風潮を、風刺画にした本です。18世紀英国で大衆新聞が出てきた頃、ウィリアム・ホガースによって、風刺画が描かれ、英国の風刺画隆盛のきっかけを作ったとされています。ギルレイやクルックシャンク、パンチ誌のリチャード・ドイル…その後、プーさんの挿絵を描いたシェパードなどもです。多々の英国のイラストレーターたちが居て、今、頭が小さかった女性が、この1冊の本を出したのです。

 笑い飛ばせる人は、女性問題を真剣に捉えられていると考えます。
 ちょっと、酷く書きすぎじゃないか?と、天才たちを擁護したい人は、本の始まり、特に一行目を読み飛ばしているのかもしれません。
≪かつて世界には女性が存在していませんでした。だから歴史の授業で女性の偉人について習わないのです。男性は存在し、、その多くが天才でした。その後、女性が少しだけ誕生するようになりました。でも、頭がとても小さかったので、刺繍とクロケー以外のことはなにもうまくできませんでした。≫
 そんな嘘っぱちな言葉から始まるのですから、真に受けてどうするのです。ただ、この本はナンセンスの本ではなく、風刺の本です。皮肉です。

 最近の日本で、何度も続く失言問題(本人たちは失言と思っていませんね。どこがおかしいねん?が本音だと思います)、あるいは、医学部入試の女子合否問題、一昔前は、我が出身高校、男女3:2の定員だったけど、何故、3:2?
 アメリカなんか、日本とは比べものにならないくらいガラスの天井だと思っていたら、そうでもなかったし、me tooの風も吹いたし…

 この本読んだら、昨年続けて書いていたチャールズ・ダーウィン➡➡  ➡➡  ➡➡  ➡➡  ➡➡、そうか、あなたもね・・・が、一番残念かも・・・。

 ま、ともかく頭の小さい「女」の書くことなんて、所詮、たいしたことではありません。
 そして、ダーウィンによると、女性を家の中に閉じ込めておけば、男性のように結果を残すことができないので、女性が生物学的に劣るのも必然、だそうです。?????(続く)

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