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みんなみすべくきたすべく

Dr. Stone Brainの絵本

安野
 安野光雅氏の訃報を見て、本棚をひっかきまわしました。

 安野光雅氏の絵本とは、まず、福音館の月刊こどものともや  かがくのともで出会っていき、「旅の絵本」では、深みにはまり、絵本の絵を丁寧に楽しむ喜びを知りました。絵の隅々に秘密と楽しみが隠されている安野光雅氏の絵は、日本の絵本では、当時(今も)珍しかった。ユーモア、ウィット、洒落、冗談・・・いろんな言葉が適用されるかもしれませんが、それが、きちんと真面目に正確に描かれているから、より、こちらも向きになって、その秘密を探し出す喜びを持ちました。

 そんなころ、「安野--Annoが、西暦紀元(anno Domini A.D)などの ~年にというラテン語の anno と同じなんですよ。」というのをどこかで安野光雅氏自身が書いているのを読んだような気がしますが、それをよんだとき、この人独特のしゃれっ気を感じました。で、調べていくと、彼は、もとは小学校の先生。ここでまた親近感。で、写真に写る「わが友 石頭計算機」だとか「集合」という本も、購入しましたが、数字というだけで、自然に距離のできるカ・リ・リ・ロとしては、今日、この日まで、本棚の奥で静かに眠らせていたような次第。
 それで、写真に写る、3冊の本の下に敷いた色あせて、朽ちかけている新聞紙を、はさんでいたのも、今回発見。1978年1月1日元旦の朝日新聞第3部です。(おお!結婚した年のお正月ですから、この新聞は実家のもの!)

 この新聞のタイトルは、「ようこそ遊びの国へ」というもので、一面、安野氏の絵(ふしぎな家)です。ちなみに、二面には、初笑いことば遊びと称して、4人衆として、遠藤周作、戸坂康二、黒柳徹子、赤塚不二夫が、対談しています。黒柳徹子さん以外は、鬼籍に入った人たちですね。

 閑話休題。
 安野光雅氏の晩年の絵は、かつての勢いとしゃれっ気が減っていましたが、やっぱり、彼の残した数々の絵本の楽しみは、これからもたくさんの人を魅了し続けることと思います。「旅の絵本」や「あいうえおの本」、他にも、数々・・・の楽しみは、また、いつか書きたいと思います。

*「わが友 石頭計算機」(安野光雅著 犬伏茂之監 ダイヤモンド社)「MY GOOD FRIEND THE STONE BRAIN COMPUTER by Dr. Stone brain ANNO Ⅰ69Ⅰ 」
*「集合」(安野光雅 絵・文 野崎昭弘監修 ダイヤモンド社)「BEAUTIFUL MATHEMATICS THE SET MAPPINGS, INFINTY,BOOLEAN ALGEBRA & GROUPS by Dr. Stone brain ANNO Ⅰ69Ⅰ」
*「安野光雅画集ANNO1968-1977」の裏表紙・・・・キャンバスを裏からみたところが描かれています。(講談社)

****「集合」のDr. Stoneの紹介文には、【生年不詳石頭計算機の設計者として著名。「手品師の帽子」という著書もある。ただし、科学史上にその存在は定かでない。】とあります。が、「わが友 石頭計算機」には、Dr. Stoneの年表があって、1926年ストーン・ブレーン生まれる(安野光雅の生まれた年と同じ)とあって、途中、レンブラントやデカルトや宮本武蔵が登場したりするものの1973年著「石頭計算機」発見さる(ダイヤモンド社から出版年と同じ)1727年ニュートン没の次に、ストーン・ブレーン行方不明となる。と書いています。

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