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うみのうえをふねでいったら

かけす2
(承前)
 「ヘクター・プロテクターと うみのうえを ふねで いったら――マザーグースのえほん」(モーリス・センダック作 じんぐうてるお訳 冨山房)
 この絵本は、2つのマザーグースの歌から描かれていて、言葉が少なく、絵だけのページもあって、絵がほとんどです。
 「ヘクタープロテクターに登場するのが、一羽の黒い鳥。「ピータ・ラビットのおはなし」のコマドリ➡➡ と違って、「だめ!」「ほれ!」「いいの!」「いこう!」「ふふ!」「ふん!」「ふう!」「ほーい!」という台詞が絵の吹き出しにあります。
 
 前半のヘクター・プロテクターには1羽ですが、後半の「うみのうえを ふねで いったら」には、二羽のクロドリ。今度は、トリックスター的な役回りでなく、実際、歌詞にも登場。
≪うみの うえを ふねで いったら    うみが ぼくの うえにきた   みれば ちいさい くろどりが 2わ、いっぽんの きのうえに いて    1わが ぼくを わるものと よび、   1わは ぼくを どろぼうと いう。   ぼくは ちいさい くろい ぼうを かまえ、    くろどりの はを  ノックアウト!≫

 このクロドリ・・・英国では コマドリと同じような頻度で見かける「クロウタドリ」のことですが、この「ヘクター・プロテクターと うみのうえを ふねで いったら ――マザーグースのえほん」の他にも クロウタドリは出てきます。(続く)

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