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みんなみすべくきたすべく

おりこうなアニカ

ベスコフ1
「おりこうなアニカ」(エルサ・ベスコフ作・絵 いしいとしこ訳 福音館)

 「かしこいビル」(ウィリアム・ニコルソン 吉田新一・松岡享子訳 ペンギン社)➡➡ もそうですが、タイトルに「かしこい」とか「おりこうな」とあると、ついつい惹かれてしまうのは、個人的におりこうじゃないからなのですが、この「おりこうな」アニカは、
≪・・・ひとりで ふくを きられるし、ボタンも とめられます。かおをあらえるし、かみのけも とかせます。おさらをはこんだり、おそうじをして てつだうことも できます。そのうえ、おかあさんが まきばで めうしの マイロスの おちちをしぼるときには、こえだで はえを おいはらったりもします。マイロスが よろこぶからです。≫

・・・と、大人から見たおりこうさんのアニカの紹介から、このお話が始まります。
 そして、牧場の柵が壊れているので、めうしのマイロスが逃げ出さないように、アニカは、寄り道のお誘いを断り、マイロスを見に行きます。するうち、逃げ出したマイロス…柵を直さなければ・・・ということで、近くの藁の山の丸太を見つけたものの、その丸太はこびとたちの家のもの・・・・
 そして、他のエルサ・ベスコフの絵本にもよく登場するこびとたちの登場・・・・

 きっと、幼い子どもが一人で遊ぶ時、こびとや小さなお友達が、そばにいて、助けてくれたり、助けたりするのだと思います。この絵本のように、自然に囲まれた広々としたところであっても、狭い部屋の椅子の後ろであっても、子どもが、自分でおりこうに時間を使っていれば・・・それには、メディアやその他、一見、小さなこどもより「おりこうそうに」見えるものがそばにあっては、だめだと思います。(続く)

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