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モーモーまきばのおきゃくさま

モーモーj
実は、ネズミ年のネズミの絵本はまだまだあり、一昨年書いた猫年(否、イノシシ年)の絵本も、まだまだ紹介しきれていないものの、丑年の年始でもあるので、やっぱり、牛の絵本を探さなくては…

 で、一番は、エッツです。昨年の「ねずみにぴったりののりもの」(エッツ作 こみやゆう訳 好学社)➡➡は、エッツらしくない1冊でしたが、こちら「モーモーまきばのおきゃくさま」(マリー・ホール・エッツ 文・作 やまのうちきよこ訳 偕成社)は、エッツの暖かさが出ていると思います。
 まず、表紙が、正面を向きこちらを誘う牛さんです。➡➡ これは、同じくエッツの「わたしとあそんで」と同じ表紙のお誘いです。

 おひとよしの牛さんは、美味しい草を誰かにご馳走してあげたいと考えているとき、かけすがやってきて、「じゃ、おきゃくさまをよびなさいよ。ぼくがさそってこよう。」かけすは、ごちそうが草だということを黙って、家畜小屋のみんなに声を掛けます。
「みなさん、うしさんのおまねきですよ。6じころ、モーモーまきばへ きてください。」・・・それで、やってきた猫がチェロをひき、みんなでそれぞれのお誕生日おめでとうの歌を順繰りに歌い、「ひいらいたひいらいた」を輪になって踊り、鬼ごっこをし・・・さて、ごちそうの番になりました。が、草より骨がいい犬、魚がいい猫、残りご飯のいい豚、とうもろこしのいいメンドリ・・・・みんな帰って行ってしまうのです。が、やっぱり、草がいい動物が残って、残った動物たちと毎日毎日仲良く草を食べました。
≪おともだちに ごちそうできて、うしは、とっても しあわせでした。むにょむにょ もごもご かみながら、いつも にこにこ していました。

 この最後のところが、牛の魅力なのでしょう。(都会育ちのカ・リ・リ・ロには、頭の中でしかわかりませんが…)そして、エッツの絵本に何度も牛が登場するのは、きっと、牛のおっとり、穏やかな毎日を エッツ自身も気に入っていたからにちがいありません。

 牛以外の動物も多々登場しますが、「いどにおちたぞうさん」➡➡  「ペニーさん」「ペニーさんさんと動物家族」➡➡  ➡➡ 「ペニーさんのサーカス」(マリー・ホール・エッツ作・絵 松岡享子訳 徳間書店)➡➡ 「ちいさな ふるい じどうしゃ」(マリー・ホール・エッツ作 たなべいすず訳 冨山房) 「おやすみ、かけす」(マリー・ホール・エッツ作・絵 まさきるりこ訳 大日本図書)にも牛さんは登場しています。(続く)

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