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大きいツリー 小さいツリー

大きいツリーj

「大きいツリー 小さいツリー(おおきいツリー ちいさいツリー)」(ロバート・バリー作・絵 光吉夏弥訳 大日本図書)は、ネズミが主人公というわけではないものの、干支にちなんで紹介するとしたら、最後に登場のネズミで納得、よかったね・・・の結末から、影の主人公がネズミと言ってもいいかもと思います。うさぎ年も 犬年も、キツネ年も、くま年も、紹介できると言えば紹介できますが。

 お屋敷でツリーを飾ると、高い天井でも、ツリーの先がまがってしまう。そこで、執事が切り取り、その処分したツリーの先をそれぞれ、次の人たち、動物たちが、その家に合わせて、ツリーの先を処分。そして、最後に、そのツリーの先がぴったり合ったのが、ネズミのミスルトーの一家だったというわけ・・・
 というわかりやすいお話で、かつては、読みもの仕上げのハードブックでしたが、今は、絵本の装丁にしたカラーのものになっています。お話と絵が合っているのは、ハードブックの方かもしれません。絵本の方は、絵を小さくすることによって、1ページ辺りの文字と絵が増えています。

 とはいえ、単純なお話の流れは、読んでもらう小さな子どもたちはもちろん、自分で読めるようになった子どもたちも楽しめる本となっていると思います。
個人的には、この話の最後のページ(写真右)が好みです。小さく描かれて踊っているネズミ一家も、最後の言葉も。
≪ツリーって、ほんとうに いいものですね。ウィロビーさんの おおひろまの おおきい ツリーも――  ねずみたちの ちいさな へやの ちいさい ツリーも――≫

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