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みんなみすべくきたすべく

青い馬の少年

青い馬
(承前)
 テッド・ランドの絵本について続けようと思っていましたが、気が付いたら、もはや12月も半ば、クリスマスまでは、ネズミとクリスマスの本を書くつもりだったので、テッド・ランドは来年まわしにして➡➡・・・と書いたクリスマス時期から、コロナ禍に変わりないものの、もはや初夏。

「青い馬の少年」(ビル・マーティン Jr.*ジョン・アーシャンボルト テッド・ランド絵 かねはらみずひと訳 アスラン書房)
 盲目で生まれてきた少年と、そのネィティブアメリカンのおじいちゃん。二人の話がつながれていきます。絵本だからこそ、伝わる闇の世界。その心。深い話です。だから、幼い子どもより、しっかりお話が味わえる子どもたちに読んでほしい(読んであげて欲しい)1冊です。

 詩的な言葉が、心にしみます。下の写真の場面です。
≪おじいちゃん ぼくは 手で、馬をみることができるよ。だけど、青はみえない。青って、なに。≫
≪夜明けは、わかるだろう。≫≪うん、全身で感じるよ。夜明けは、毛布のような夜をはらいのけるんだ。≫
≪朝も、わかるだろう?≫≪うん、耳でわかる。小鳥たちの歌が、きこえるんだ。≫
≪空も、わかるだろう?≫≪うん、顔をつつんでくれるからね。子羊の毛みたいに、やわらかいんだ。ぼくは、やわらかい空を、すいこむ。≫
≪青は、そういったもの、全部なんだ。春の日が、はじまるときの感じ それが青だ。ほら、みえるだろう。≫
≪青?・・・・青? 青は、夜明け・・・朝…空…鳥の声・・・・あっ、みえた! 青だ、青だ!青ってきもちいい色なんだね、おじいちゃん!感じるよ・・・・心が、とてもきもちいい!≫(続く)

青い馬jj

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