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みんなみすべくきたすべく

新薬師寺

新薬師寺
 うちの家からだと、近鉄奈良と阪急四条河原町、あるいはJR京都すべて1時間少々で行くことができます。それで、気候もいいので、また奈良にお散歩です。

 今回は、新薬師寺。
 今や(奈良としては)小さな境内や建造物になってしまっていますが(奈良教育大学の辺りまでがもともとの敷地のようです)、また、「新」とはついていますが、平安や江戸のもののように新しいわけではありません。何しろ奈良時代のもの。
 光明皇后が夫の聖武天皇の病気平癒のため新薬師寺を七仏建て、薬師像を造ったとの記載が平安末期のものにあるようです。

新薬師寺2

本尊の木造薬師如来坐像は、いつのものか不明ながら、平安初期?と見られているようです。
今回も、薬師如来様に手を合わせて、健康を祈願しました。薬師如来巡りと言えるかも?

そして、薬師如来坐像を取り巻く塑造十二神将立像は、奈良時代もので、これらが凄い!こんなに迫力のある神将たちに護衛されていたら、さぞや薬師如来様も、落ち着いて、人々のことを考えられるというものです。これら、本尊も12神将もみな国宝。先の国宝目白押しの法隆寺➡➡とは規模が違うものの、数の問題ではなく、こんな小さな場所にも、重要なものがあります。

新薬師寺3

さらに、驚いたことに、この12の神将たち、木造じゃないのです。素人の目には、年代物で表面の箔や上塗りの経年劣化かな?と見えるのですが、なんと、≪塑像は木の骨組みに縄を巻き付け、そこに藁をまぜた粘土につけて大まかな形を造り、紙の繊維と雲母をまぜた土で上塗りしたもので、眼球は紺、緑、褐色のガラスの吹き玉で表現され、表面は、青、朱、緑、紫に繧繝彩色され、現在でも、部分的に色が残っています。≫

ということで、この12神将は十二支ともなっていましたから、午年の『珊底羅(サンテラ)』の前に、みんなの健康祈願の絵馬を奉納してきました。(続く)
新薬師寺1

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