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ロバートのふしぎなともだち

       237ヒドコットマナー池j
 ニュージランドの児童文学者、マーガレット・マーヒー女史が、2012年7月23日にお亡くなりになりました。大きい子向けのお話がたくさん訳されていますが、そんな中でも、「魔法使いのチョコレートケーキ」という、小学校低・中学年向きのお話集は、表題のお話のほか、心に残るお話が詰まっています。シャーリー・ヒューズの挿絵も魅力的です。

 マーガレット・マーヒーの名前を知ったのは、1978年に邦訳された「ロバートのふしぎなともだち」 (スティーブン・ケロッグ 内田 莉莎子訳 ほるぷ)でした。とぼけた味のケロッグの絵に惹かれたことと、当時、「カバ」の絵本を探していたので、手に入れました。そして、そのあと、次々、ケロッグの絵本を買いそろえました。隅々、隠れたところに、お楽しみのある絵本が好きなのです。

 が、しかし、マーガレット・マーヒーとスティーブン・ケロッグのコンビは、この「ロバートのふしぎなともだち」だけでした。そして、ケロッグの絵本の中でも、この話は、飛びぬけておかしい。

 カバがついてくるという発想。カバが居なくなってからのその結末。
 え?うっそー!でも、あるよねぇ。きっと。と、思わせるファンタジーです。
 マーガレット・マーヒーは、次に何が起こるか、次は?とお話作りが上手い作家でした。

今でも、初めてこの本のページを繰って、笑ってしまった遠い日のことをはっきりと思い出せます。新卒の若い先生には少々手強かったカバ好きな生徒のために、カバの本を探していたのです。

☆写真は、英国コッツウォルズ、ヒドコットマナーガーデンの噴水と、向こうに鳥の形のトピアリー。カバは泳いでいませんでした。

               

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