FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

教会ねずみ

教会ねずみj
 昨日の「番ネズミのヤカちゃん」(リチャード・ウィルバー作 大社玲子絵 松岡享子訳 福音館)➡➡は、大きな声で泥棒を退散させましたが、教会ネズミのアーサーも、教会に忍び込んだ泥棒を捕まえます。

「教会ねずみ」のシリーズは、過去に8冊、現在は徳間書店から3冊出ています。
そのシリーズの1冊目は、泥棒を退治する話、「教会ねずみとのんきなねこ」(グレアム・オークリー 三原泉訳 徳間書店)です。
細かすぎる、あるいはリアルすぎるネズミの絵が好みでない人もいるかもしれませんが、個人的には、舞台がイギリスというだけで、ちょっと楽しい。

 教会に住むねずみアーサーは、教会で安心して暮らしていました。というのも、サムソンという、ねずみをいじめたりしない猫が居るからです。アーサーもサムソンも、牧師さんの話「みんななかよく」というお話をよく聴いているからでした。が、ある日、仲間が引っ越して来たら、楽しくなるぞと、思いつき、町のねずみたちを集め、教会暮らしの良さを一席ぶったのです。そして、たくさんの仲間が引っ越してきたのは、いいのですが、少々、トラブルが・・・とはいえ、結局、泥棒を捕まえたのですから、めでたしめでたし・・・

 さて、この絵本のねずみのアーサーとねこサムソンは、先日の「アンジェリーナはバレリーナ」(キャサリン・ホラバード文 ヘレン・クレイグ絵 おかだよしえ訳 講談社)➡➡のように、クリスマスがきたり、レストランをやったり、ヴァカンスに出かけたり、宇宙飛行士になったり、海外ロケに行ったり、誘拐されたり・・・とシリーズ化されています。とはいえ、アンジェリーナや「ぐりとぐら」(中川李枝子文 大村・山脇百合子絵 福音館)のように、どれもが子どものすぐわかる身近なテーマというわけではありません。
 イギリスの生活文化を、踏み込んで描いているものもあって、少々、理解するのが、難しい部分もあります。また、絵がたくさんあるので、絵本というより、大きい子どものコミック本という様相もあります。
 ただ、BBCの連続現代ドラマが好きな人(子どもではない)には、絵本の形をしたBBC現代ドラマみたいな側面を楽しめるかもしれませんが・・・

PageTop