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みんなみすべくきたすべく

アンディとライオン

マウス一家4
(承前)
 ジェームズ・ドーハーティの翻訳されている絵本で、文も絵もドーハティなのは、さきの「マウスさん一家とライオン」(安藤紀子訳 ロクリン社)➡➡とこの「アンディとライオン」(村岡花子訳 福音館)です。この絵本については、以前ここでも書いています。➡➡

 「アンディとらいおん」は村岡花子に翻訳されたのが1961年(原作は1938年)という、ロングセラーの1冊です。いわゆるカラフルな絵本ではありませんが、らいおんの本を借りてきて読みふけったアンディが、本当にらいおんと出会うシーンは、生き生きと楽しい。そして、らいおんのとげを抜いてあげたアンディは、らいおんとともだちに。その後、サーカスに戻った らいおんとアンディは再会。旧交を温め、町の行列の先頭を誇らしげに歩くアンディ、うれしそうならいおん・・・という絵本です。

 らいおんとアンディが再会を喜び合って、抱き合って喜んでいるシーンは、見ているこちらも嬉しくなります。特に、昨今、近づいてコミュニケーションしてはいけないというルールがありますから、たとえ、日本人でも、たとえ、日頃ハグの習慣などなくても、このシーンは、喜びの表現として素直に伝わってきます。
 
 ところで、大学などの授業のうち、対面授業を始めたところもあり、久しぶりに再開したときは、学生同士、ハグせんばかりの勢いで、再会の喜びを表現していました。教員としては、「密」はだめなのに・・・と、ぶつぶつ思っていたものの、先日、課題を忘れた、なくしたという学生に、最後通告を出したその授業の終了時、「せんせい、ありました。こんなとこに!」と、妙に折りたたんだそれをもって来た彼女と、思わず「やったね!」とハグしそうに・・・「いかんいかん」と言いながら、マスクの下で、にっこり。よかった・・・これで、全員の提出がそろった。(続く)

☆写真は、「アンディとらいおん」のいわゆる献辞のページ(右)絵本の左に貼ったのは、ニューヨーク図書館のライオンの写真(1999年4月撮影:&Co.T)。ニューヨーク図書館のライオンについては、これまでも書いています。➡➡  ➡➡

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