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みんなみすべくきたすべく

いろいろ いっぱい

いろいろj
(承前)
 さて、「人形の家にすんでいた ネズミ一家のおはなし」(マイケル・ボンド文 エミリー・サットン絵 早川敦子訳 徳間書店)➡➡のエミリー・サットン絵の絵本をもう1冊。
「いろいろ いっぱい  —--ちきゅうのさまざまないきもの」(ニコラ・デイビス文 エミリー・サットン絵 越智典子訳 ゴブリン書房)

 科学の絵本です。
≪ちきゅうには なんしゅるいの いきものが いると おもう? ひとつ、ふたつ、みっつ、 いっぱい!そう、いろいろ いっぱい、いっぱい いるよ! ぞうや どんぐりのき みたいに おおきな いきものの いるし、きのこ みたいに ちいさな いきものも いる。 びせいぶつも、ね。・・・・・≫
 子どもたちは、「いろいろ」とか「いっぱい」という言葉をよく使います、それが、ページが進むにつれ、その具体的な生き物たちが出てくるのですから、面白い。上記の文章は、3シーンの文章ですが、その下には、それぞれのキャプションもついています。そして、最後には、「もう少し詳しいことが知りたい人のために」と、言葉を説明しているところもついています。多くの科学の絵本についています。

 が、いろいろいっぱいとワクワクし、≪すべての いきものが ふくざつに からみあって、ひとつの おおきくて うつくしい もようを おりあげているようだ。≫といいながら、後半
≪ただ、こまったことに、せかいじゅうで にんげんが この もようを こわしている。そのせいで、どうぶつも しょくぶつも いなくなる。・・・・・・(中略)・・・・もしも いろいろ いっぱい いた いきものが、だんだん へっていって・・・・とうとう、ひとつ、になったら。≫で、終わります。

 この「いろいろ いっぱい  —--ちきゅうのさまざまないきもの」は、文章は短く、絵も多いので、つい、幼い人向けの絵本と思いがちな1冊ですが、実は、もっと、まわりが見渡せるようになりはじめる、小学校中学年くらいの子どもたちに手に取ってほしい絵本なのです。
 絵本は、絵の本。字が読めるようになった子の本じゃないと決めてかからないことが大事なことだと思います。

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