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みんなみすべくきたすべく

壁の色 

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  実は、8月11日の「ドビュッシー、音楽と美術」のとき、以下の文は掲載しませんでした。

 ≪・・・・今年、二回ブリヂストン美術館に行きました。一回目のブリヂストン美術館60周年記念展「あなたに見せたい絵があります展」は、壁の色が日本の美術館では珍しいワインレッドだったことに驚きました。ヨーロッパの美術館で、時々見かけるような、色味の濃いものでした。ダークな赤系だけでなく、ダークな緑系、ダークな青系等の壁色・壁紙も見かけます。それで、今回の「ドビュッシー、音楽と美術」では、壁の色が深い海の底のような青に変わっていました。
 日本も西洋の美術館も多くは、壁の色が白やそれに近いものです。が、西洋の宗教画やお金持ちお抱えの絵画には、金色の額や額のようなものに枠取られているものも多く、おのずと金を引き立てる壁色や壁紙もありなのか・・・と思います。≫と、作文していました。

 ところが、その8月11日の日経の朝刊に「オルセーを変える館長 多義的展示 世界に問う 他館と協業・組織を再編」の記事があって、なるほどと思いました。

 ≪・・・(オルセー美術館の)改修の目玉は壁の色だ。印象派やポスト印象派の絵画が元もと掛けられていたはずの住宅などの壁などを意識して、グレーやブルーなど深みのある色に塗ったという。多くの美術館が取り入れている白い壁は、オルセーが所蔵する絵を『魅力のないものにしてしまう』。色みの壁はオルセーの個性とも言える。≫

 カ・リ・リ・ロが考えていたのとは、少々違う理由ながら、あのブリヂストンの青壁は、絵画そのものだけでなく、その壁色も含めて鑑賞する楽しみがあることを示唆してくれます。
 それに、記事によると、この「ドビュッシー、音楽と美術」は、はじめ、パリのオランジュリー美術館を会場にして2月~6月に開いていたもので、現在、ブリヂストン美術館で巡回中とありました。つまり、企画は、パリ発信。だからかぁ・・・
 
☆写真上は、ロンドンのホテル ラウンジ (うーん、これだけ違う模様が溢れているなか飾られている絵。)
☆追加した下の写真は、ロンドン郊外の普通の家のリビング壁。(撮影:&Co.H)   
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