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ポターの周りの人 (1) ミレー

ミレーj

➡➡ 承前)
「ビアトリクス・ポターの生涯  ピーター・ラビットを生んだ魔法の歳月ー」(マーガレット・レイン著 猪熊葉子訳 福音館)と「ビアトリクス・ポター   描き、語り、田園をいつくしんだ人」(ジュディ・テイラー著 吉田新一訳 福音館)には、ポターが交流していたたくさんの人たちが、紹介されています。

 まず、ジョン・エバレット・ミレー。⇒⇒「オフィーリア」(写真右)➡➡でも、お馴染みの画家で、ラファエル前派➡➡ ⇒⇒の創始に関わり、のちにロイヤルアカデミー院長。ミレーとポターの父親は、知己の間柄です。この人から、当時の首相(グラッドストン)などと、交流が広がっています。ポターの父親が、グラッドストンの写真を撮り、その写真を参考にミレーは肖像画を描いたとあります。また、家族ぐるみの付き合いだった写真も掲載され、ミレーは妻子ともども、釣りを楽しんだとされています。また、ポターは父親に付いてミレーのアトリエに行き、絵の具の混ぜ方などを教えてもらったり、「きみは観察力があるね」と言葉をもらったり、その後「絵の方は、どうしているか?」と、尋ねられたりしています。

 また、ミレーの描いた「シャボン玉をふく子」(写真左)という、のちに石鹸会社の広告にも使われた有名な絵の試し描きのスケッチの段階からポターの父親の写真によって助けられる段階を経て完成していく様子も、ポターは知っていたようです。(続く)

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