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みんなみすべくきたすべく

国境なく

おりがみ45
 昨夏、スイス、ジュネーブ空港から イギリス ヒースロー空港を乗り継いで、帰国したのですが、そのヒースロー便で隣り合わせた若い女性と赤ちゃん。首はすわっているもの、まだまだ小さい女の赤ちゃんでした。
 多くの赤ちゃん連れは、外出先では、哺乳瓶でミルクを与えることが多い中、彼女は、隣の席で、母乳をあげていました。そして、赤ちゃんにげっぷをさせ、満足そうな赤ちゃんを抱き、顔を見て、お互い、微笑む・・・おお、教科書通り。これを、社会的微笑といいます。

 おもわず、こちらもにっこり、「かわいい赤ちゃんですね」    
 でしょ?とばかりに「サンキュウ」
首がすわっていたので、「生まれて4か月?」と聞くと、「いえいえ、まだ3か月。とても大きいの。」との答えが返ってきました。
 それで、「この赤ちゃんはスイスの女の子?」と聞いてみると「いえ、フランスの子よ」とお返事。
 「ジュネーブに近い、フランスの夫の実家で生まれたの」
 「今から、どこに行くの?」と聞くと、「ヒースローで乗り換えて、ニューヨークの友達に会って、そのあと、親のいるメキシコに、この子を見てもらいに行くのよ」・・・・・「リアリー!?」と驚くと、
「しばらく、親のところにいたら、今度は、プーケットに戻って、先に戻っているこの子のパパと一緒に暮らすのよ」 ん????????
  パパは、フランス人で、休暇でジュネーブ近くに戻り、出産に立ち会い、仕事はプーケットなんだって!
 
 で、フライトの間、授乳のほか、ガラガラのおもちゃであやしたり、言葉かけや、小声で歌ったり。一人で大変そうなときは、この日本のばあばが、リュックから必要なものを取り出してあげたり、その赤ちゃん(名前も聞いたけど、忘れてしまった)を、抱かせてもらったり・・・
 ともかく、準備万端、授乳もちゃんとしているのを見て、「あなたは、とてもいいママね」というと、
「人工のミルクは嫌なので、母乳をあげているんだけど、とても楽しい。」
 カ・リ・リ・ロ自身も、3人の子どもは母乳で育てたので、そのことを伝え、「エンジョイ!」と微笑みを交わしました。  
*多分、このような会話でしたが、相手が英語ネィティブでなかったのが幸いし、大体のコミュニケーションができたかも・・・です。
 
・・・・・何故、こんなこと急に思い出したかというと、近隣だけでなく、世界中に広がる新型コロナウィルスの感染経路やその拡大を見ていると、今や、国境なく、スピィーディに動いている人たちが、たくさんいるということが、よくわかります。上記の、若いお母さんのように。
おひなさまj

 さらに、蛇足ながら、イタリアで封鎖された地域 ロンバルディア州の北部は、最近2年続けて訪れたスイスと湖(マッジョーレ湖➡➡、ルガーノ湖➡➡)で接する地域です。(ただし、ロンバルディア州でも封鎖されたのはミラノに近い州の南東部のようです)
 このあたりから、湖の北側スイスは、「黒い兄弟ージョルジョの長い旅」(リザ・テツナー作 酒寄進一訳 福武書店) ➡➡の舞台にもなった地域です。話の中で、子どもたちのミラノからの逃避行さえ可能な地域ですから、人の行き来も多く、コロナウィルスのさらなる拡散も時間の問題かもしれません。

 そして、このスイス南部(イタリア語圏です)から、国際オリンピック委員会(IOC)のある、スイス レマン湖 ローザンヌまでは、思いのほか、近いのです。そしてまた、世界保健機関(WHO)のあるジュネーブは、そのローザンヌから とても近い。はて、さて、さて・・

おひなさま (2)70

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