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ライフタイム

ライフj
(承前)
 「ライフタイムーーーいきものたちの一生と数字」(ローラ・M・シェーファー文 クリストファー・サイラス・ニール絵 福岡伸一訳 ポプラ社)
「ゆきのうえ ゆきのした」(ケイト・メスナー文, クリストファー・サイラス・ニール絵 小梨直訳 福音館) 「つちづくり にわづくり」(ケイト・メスナー文, クリストファー・サイラス・ニール絵 小梨直訳 福音館)の2冊の絵を描いたクリストファー・サイラス・ニールは、「ライフタイムーーーいきものたちの一生と数字」という絵本も描いています。奥行きのない軽いタッチの絵ですが、自然科学絵本の入り口に立つ子どもたちには、馴染みやすいものかもしれません。

そして、ここで、また、つながったのは、翻訳者が、絵本『ダーウィンの「種の起源」--はじめての進化論』(サビーナ・ラディヴァ作・絵 福岡伸一訳 岩波)の訳者;生物学者の福岡伸一ということです。➡➡ ⇒⇒

ま、数字というだけで、距離を置きたいカ・リ・リ・ロですが、この絵本は、1~1000まで、丁寧に示してくれます。
前書きにあたるページで作者のローラ・M・シェーファーは、言います。
≪この本にでてくるのは、いきものの一生を調べてわかったさまざまな「数字」です。それぞれのいきものの観察記録や平均寿命をもとに考えました。…≫

もちろん、登場するいきものたちの解説や「平均」という言葉の説明も、本の最後についています。

また、訳者あとがきでは、
 いきものの生き方には、大きくわけて二つのタイプがあるとし、上記写真に写るタツノオトシゴのようにたくさん子どもを産むタイプと、少ない数の子どもを作り、一人前になるまで外敵から守り、大切に育てるタイプだあるとしています。人間は、このうち、後者ですが、
≪人間は長生きですし、他のいきものの餌になてしまうこともありません。一見、幸せそうに見えますが、ちょっと増えすぎたせいで、環境問題や食料問題、エネルギーの問題などになやまされています。この本には人間のことはでてきません。でも人間もいきものです。ほかのいきものとつながっています。……≫

 この絵本がアメリカで出版されたのが2013年、翻訳されたのが2015年。今は2020年。(続く)

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