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みんなみすべくきたすべく

小さな白いメンドリと三びきの子ギツネのおはなし

ラベンダー2
アリソン・アトリーの「ラベンダーのくつ」(松野正子訳 福音館)という短篇集。この挿絵は、恐竜のところなどで、何度か紹介した大島英太郎挿絵➡➡ ➡➡ ➡➡によるもの。恐竜などの科学の絵本に見る、写実的な絵ではないものの、描かれた動物の絵は、お話の邪魔にならない楽しいものになっています。動物好きの眼が、反映されているのでしょう。

 さて、「ラベンダーのくつ」には4つのお話が入っていて、兎年に、紹介したい「チム・ラビット」の話2つ。酉年に紹介したい「小さな白いメンドリ」の話2つです。そういえば、寅年に忘れないようにしたい、大島英太郎絵「むかし むかし とらとねこは・・・」(中国のむかし話より 福音館)もありました。うーん、その頃まで、このブログやっているでしょうか・・・

酉年ではないものの、「小さな白いメンドリと三びきの子ギツネのおはなし」です。
小さな白いメンドリとグレイ・ラビット➡➡は、ちょっと似ています。
≪白いメンドリは、はたらきもので、てきぱきと、うちのしごとをかたづけました。ゆかをはいたり・・・・≫

ただ、グレイ・ラビットは、若い女の子でしたが、小さな白いメンドリは、なかなか厳しく、勇敢な、太っ腹おばあちゃんという感じです。
こんな小さな白いメンドリと同居するのが、ノーテンキな茶色のウサギと、お手伝いはできるものの、小さすぎてなかなか大したことができないノネズミ。
写真のイラストは、ノネズミが「・・・まあ、どうして、こんなにたくさんお花をつんできたの?これ、こんやのおかずにするの?」と、きいているところです。メンドリは答えます。「いいにおいをとっておくためなの。うちじゅう、いいにおいがするの。」
そこで、ミツバチとチョウチョウに一番いい匂いのする花を教えてもらいます。「ラベンダーだ」

 さて、「小さな白いメンドリと三びきの子ギツネのおはなし」の後半では、父さんギツネが、昔、小さな白いメンドリに聞かせてもらった話「小さいキツネのシンデレラの話」を3匹の子ぎつねたちにするのですが、話の途中でおなかがへって、小さな白いメンドリをとってこいと言います。子ぎつねたちは小さな白いメンドリをのところへ行くものの、小さいキツネのシンデレラの話をしてほしいと言います。そのとき、小さな白いメンドリは、ラベンダーを入れる袋を作っていました。
 それで、小さな白いメンドリは、シンデレラのガラスの靴の部分をラベンダーの靴にアレンジします。すると、子ぎつねたちは、自分たちにもラベンダーで靴を作ってほしいと、ねだります。子ぎつねたちは、手早く作ってもらったラベンダーの靴を履き、お気に入りに。
 そのあとも、子ぎつねたちが来ると、小さな白いメンドリは「ねむりひめ」「ながぐつをはいたネコ」「あかずきん」のおはなしをしたということです。とっぴんぱらりのぷぅ。(続く)

☆写真は、大島英太郎の描くノネズミと、ラベンダーを編んだスティック(いただきものですが、クンクン・・・2年経ってもいい香りがします。)

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