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みんなみすべくきたすべく

くま、くるみ、くまんばち

マリノ (2)j
 くんちゃんのシリーズは、秋の今なら、「くんちゃんはおおいそがし」。夏なら「くんちゃんのもりのキャンプ」冬なら「くんちゃんのだいりょこう」クリスマスシーズンは、「くんちゃんのふゆのパーティー」などなど、四季折々の話があります。なので、保育現場で、日々、読んだり、家庭で、四季を感じながら楽しむことのできるシリーズです。

 作者のドロシー・マリノは、「ふわふわくんとアルフレッド」「おかあさん なにしてる?」「スティーヴィーとこいぬ」➡➡「ベンジーのもうふ」など、小さい子どもの生活を、その子の目線で、優しく描くことのできる作家です。(ただし、後ろ二冊の文は、マイラ・ベリー・ブラウン)

 それで、今夏、激しい夕立のあとの大きな虹を見た孫(3歳)に、「くんちゃんとにじ」を貸しました。
 繰り返し読めとせがんでいたようですから、次に、うちにきたとき、くんちゃんのシリーズ全冊、広げたら、「わぁ、くんちゃん、いっぱーい!!!」と、すべて、持って帰りました。
 するうち、保育園でアデノウィルスが流行し、孫もその洗礼を受け、高熱が出ました。
 夜、うなされながら、彼女がつぶやいたのは「くま、くるみ、くまんばち・・・・」という言葉。

 「くま、くるみ、くまんばち」は、「くんちゃんの「はじめてのがっこう」の中で、初め、学校になじめないくんちゃんが、優しい先生の導きで、教室に入るきっかけとなったシーンで、くんちゃんが大声でいう言葉です。

 高熱と戦う孫のつぶやいた一言は、彼女の奥の奥で力となっていた大事なものを見せてくれたような気がします。(続く)

くんちゃんのシリーズ(ドロシー・マリノ作)
「くんちゃんのだりょこう」(石井桃子訳 岩波)「くんちゃんのはじめてのがっこう」「くんちゃんのはたけしごと」「くんちゃんのもりのキャンプ」「くんちゃんとにじ」「くんちゃんはおおいそがし」(まさきるりこ訳 ペンギン社)「くんちゃんとふゆのパーティー」(あらいゆうこ訳 ペンギン社)
「おかあさんは、なにしてる?」(ドロシー・マリノ こみやゆう訳 徳間書店)
「ふわふわくんとアルフレッド」(ドロシー・マリノ 石井桃子訳 岩波)
「スーザンとマイケルはいちねんせい」(ドロシー・マリノ まさきるりこ訳 アリス館)
「スティーヴィーのこいぬ」「ベンジーのもうふ」(マイラ・ベリー・ブラウン文 ドロシー・マリノ まさきるりこ訳 あすなろ書房)

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