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みんなみすべくきたすべく

天井画

天井画5
      
(承前)
 さて、このツィリス、セントマーティン教会の天井画は、知る人ぞ知る歴史的遺産らしく、世界にこの時代の木製天井画の残っているのは、スウェーデンとここらしい。(教会の案内書より)
 が、しかし、この教会自体の歴史は8世紀にまでさかのぼるようですから、この教会からしたら、新しい12世紀の作。ローマ軍が云々と書いてあったので、この山奥の小さな村にできた教会の歴史も興味深い。
天井画1

天井画2
 で、周りをぐるりと囲む周り絵は、海を表現し、いろんな怪獣魚などがいます。下方一列には、この教会のセントマーティンに捧げられた絵があり、他は、すべてキリストの一生とされています。
天井画3
    天井画4

 また、一枚一枚を支えている木枠や絵の周りの装飾が、それぞれ、違うのも面白い。これらの絵も1938年までは、梁から長い釘で支えられていて、今と少し様子が違ったようですが、この絵が、今も体験できるのが素晴らしい。
ツィリス4
 
 蛇足ながら、個人的には、最後の晩餐の構図として知っていたのは、・レオナルド・ダ・ビンチのもので、居眠りしている使徒なんかいません。ところが、上のツィリスの天井画の晩餐シーンも、下のロカルノ マリア・デル・サッソ教会➡➡にあった晩餐シーンも、どちらもヨハネがはっきり居眠りしています。レオナルド・ダ・ヴィンチのものが1498年完成、それより、ずっと以前の12世紀に描かれたツィリスのセント・マーティン教会の天井画の解釈が、どういうふうに変遷していったのか、興味深いもののの、深入りしません。
天井画プラス25
☆写真上から4番目と5番目は、隣にあり、三賢人とそれを待つ三頭の馬。

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