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みんなみすべくきたすべく

夜は暗く、剣は煌めく

  花火j
 (承前)
「王書—-古代ペルシャの神話・伝説」(フェルドウスィ―作 岡田恵美子訳 岩波文庫)
一冊の文庫で、それも、たまたま、転がり出た文庫本➡➡を、こんなに楽しめたのには、この「王書」には、知らなかったことがたくさん書かれて好奇心が刺激されたこと、表現が豊かで、文学としても楽しかったことがあげられると思います。

たとえば、英雄伝説の時代の英雄ロスタムの章には、こんな表現が・・・
≪夜は暗く、剣は煌めく。大地はバダフシャーン(イラン北東部の町)のルビーのように朱にそまった。振りおろし振りはらう剣のもとに血潮はながれ、天空から夜明けの光がふってきたかのよう。ロスタㇺは、一人また一人と敵の武将を剣・鎚矛・投げ縄で斃し、太陽がヴェールの陰からあらわれて天から地までこの世を光でみたしたときんは、城内に敵の軍兵のかげも見えなくなっていた。・・・≫

ん?こんな情景、現代のゲーム(?)にあるような・・・カ・リ・リ・ロは、まったくゲームをせず、周りにも、ゲームをする人が居ませんから、よくわかりませんが、テレビなどの宣伝や 電車などで隣り合わせた人が、夢中でやっているものの題材に、この「王書」を真似たものがあるのかもしれないと思います。英雄伝説だとか、やっつけるだとか、キーワードになっているでしょうから。(続く)

☆写真は、窓から見えた、町の花火。カメラをもう少し操作したら、綺麗に写っただろうに。写真下は、花火の次の朝、目の前で鳴くセミ。

せみj

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