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みんなみすべくきたすべく

ペルシャのふるい詩から

イラン1
「くらやみのゾウーペルシャのふるい詩からー」(ミナ・ジャバアービン再話 ユージン・イェルチン絵 山口文生訳 評論社)
(承前)
 イランの絵本を、ほとんど知りませんが、ペルシャの詩人ルーミーの詩をもとにつくられた「くらやみのゾウ」はどうでしょう?

商人アフマドは、大きくて不思議な生き物を遠く、インドから連れ帰りました。その噂は、村中に知れわたり、一体それはなんだ?一目見ようとアフマドの家に。一人、また一人と、くらのなかをのぞいてみますが、「蛇みたいだ」「木の幹みたい」「でっかいうちわ!」「革製の水入れみたい」「絵筆みたい」「角のよう」「笛のような音」・・・と、言い合い、夜になっても誰も人の言うことに耳を貸さず、どなり合っては、自分の言い分を押し通そうとします。

≪…つぎの朝、アフマドは、うつくしくて、おだやかな生きものを川へつれ出しました。でも、みんな、けんかするのにいそがしすぎて、大きなはい色のゾウに、ちっとも気がつきません。そして、自分が知っているのは、しんじつのほんの一部だということにも,気づきませんでした。


下の画面の絵は、前のページで、大人たちが言い争っているページの次、最後のページで、文章はありません。子どもたちと美しい象が向き合って、仲良く楽しんでいる様子が描かれています。
    イラン  

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