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行ってみたい オーヴェル・シュル・オワーズ村

ドーびにー3
(承前)
 ・・・この歳になっても、まだまだ、見たいもの、行きたいところがあって、あるいは、また見たい、また行きたいところがあって、欲張りなことです。で、また、一つ増えてしまったのが、オーヴェル・シュル・オワーズ村です。先日来、この村のことを、だらだら書いているうちに、ドービニーという画家に出会ったことはかきました。➡➡

 この画家の描く水辺の風景画は魅力的ですが、「ドービニー展」(~2019年6月30日 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)➡➡で初めて見た、版画集エッチング「船の旅」の楽しいこと。
 上の写真右下の「水夫見習いの出発を祝う魚たち」のゆかいなこと。魚が、小躍り?して、水から跳ね飛んでいます。(そんなことあるもんか!)左下は、画家本人が、船のアトリエで作業してる様子。そしてまた、扉絵のカエルたちは、思い思いのポーズで、参加。暖かいユーモアを感じる作品集です。

 きっと、この画家は、画家という、ある種、個性的すぎる一派に於いて、穏やかな生活をしていたんじゃないかと思います。それが、証拠に、多くの画家たちが、彼のもとに集まっていました。

 中でも、ドービニーのオーヴェル・シュル・オワーズ村の家の壁は、本人を含め、ドービニーの友人のプロの画家たち、コローやドーミエなどが、10年以上の歳月をかけて、描いたようです。つまり、彼らが集まる良好な関係を築ける人だったということでしょう。家中の壁は、自然を描く画家たちの雨の日の作業だったらしいのですが、コローが力作をアトリエにを描き続けている時には、ドービニーは、アトリエで作業ができなかったというエピソードも残っています。

 コローやドービ二ーはバルビゾン派と呼ばれる画家たちですが、その人たちが、印象派につながるオーヴェル・シュル・オワーズの家とつながっていったこと。・・・なかなか興味深いことです。
 で、個人的に、以前、バルビゾン村に行ったことがあるので、今度、いつかは、オーヴェル・シュル・オワーズ村にも行き、ドービニーの家にも行って見たいと思った次第です。

☆写真下 上の二枚は、ドービニーのアトリエに、コローが描いた1825年に旅したイタリアの風景の壁。下は、子ども部屋で、ドービニーの描いた「親指小僧」「赤ずきん」「カラスときつね」の絵のようです。
(上下写真は、ドービニー展ジュニア版ブックレットより)

ドービニー5

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