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みんなみすべくきたすべく

クリムト展

        クリムト1
 せっかく、上京したのだからと、「クリムト展」(~209年7月10日 東京都美術館)にも、行きました。また、クリムトだけでなく、エゴン・シーレ、あるいは、ウィーンの世紀末文化も展示されている「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 」(~2019年8月5日 国立新美術館)も、開催されていましたが、こちらは、大阪での開催も予定されているので、今回は、行きませんでした。日本・オーストリア外交樹立150周年だとか、クリムト没後100年だとか、で、これらの展覧会が催されているようです。

  東京都美術館は、9時半開場だし、シニア65歳以上は1000円なので、喜び勇んで行ったものの、その日は、学生は無料ということもあって、とんでもない人出。凄い混雑。こんなに、みんなクリムトのこと好きだったの?と、いう感じです。メディアで紹介されたあとは、混雑するのは、常ですから、それもあったのかもしれません。

 なので、すでに、ウィーンで見た作品は、特に混雑していたこともあって、かなりスルーして、会場を回りました。
 確かにクリムトの描くものは、絢爛で不思議な世界に誘うものが多く、たくさんの人を魅了し続けてきたのだと思います。

 ただ、 今回は、ウィーン分離派会館を飾る壁画「ベートヴェン・フリーズ」の原寸大複製が再現されることに興味がありました。分離派会館より、低めの位置だと思いますが、確かに、その複製はありました。
 クリムト225
ベートヴェンの交響曲第九番 を絵画で表現(全長34メートルの壁画)というものですが、ウィーンで、実際に見たとき、三方を取り囲まれる空間の芸術に、官能や絢爛とは違うクリムトの力を見たような気がしました。
クリムト

 が、これは、壁画や、あるいは障壁画などの再現についてまわる宿命ですが、いくら、その壁画が完全に復元されていても、やはり、その描かれた場所でこそ、その芸術は、生きるのだなと思った次第です。クリムト25

☆写真は、上から、東京都美術館内。二番目は、ウィーン、分離派会館入り口、三番目は、「ベートヴェン・フリーズ」の英語の解説カード、四番目はウィーン、分離派会館の屋根の部分。

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