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みんなみすべくきたすべく

平面と刺繍

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京都 細見美術館の「若冲と祈りの美」展(~2019年6月16日)➡➡の第3展示室は、 若冲ではなく、「祈りの美」が、展示されていました。なかでも、びっくりだったのが、「刺繍大日如来像」。

こぶりの掛け軸です。鎌倉時代のものでも、色も綺麗によく残り、保存状態もが、いいなぁと、タイトルも見ずに、眺めていたら、ん?刺繍?「刺繍大日如来像」? 限りなく平面に近いので、彩色画なのかと、見まがうほど。つまり、糸が細い。大日如来の髪、眉、髯などは、本物の髪の毛を縫い糸とし、供養のために遺髪を、使ったとしています。ヘ~。細い毛の人のご供養だったんですね。

...と、細かい作業に感心しながら、次なる部屋、つまり、お土産をおいているショップにいくと、その最後のところに、立派な本が広げてありました。見ると、若冲の動植綵絵の、どアップ写真の本。ん?黄色いおしべがフレンチノットステッィチ?若冲って、刺繍したっけ?まさかぁ。。。。本気で、刺繍と思うくらいの、梅のおしべの立体感。

先の「刺繍大日如来像」が、刺繍なのに、あまりに、平面的だったのと逆に、若冲の彩色は、細かい細かいところが、立体的だったものですから、目くらましの術にぎゃふん。すごーい。と、その撮影技術にも驚き、手元でじっくり見たい本だと思うものの重たすぎて、持ち帰れないので、泣く泣く購入を諦めました。と、いうのではなく、5万円以上もする本だったというのが、本当の理由ですが。
ともあれ、ここに使うコンパクトデジカメじゃ うまく写るわけもなく、さすが、最新撮影の高価な本でした。

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