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不思議の国のアリス展

アリス11
 兵庫県立美術館の「不思議の国のアリス展」(~2019年5月26日)に行きました。

 作者本人(ルイス・キャロル)の挿絵も、味はあるものの画家でないので、やっぱり、ジョン・テニエルの絵が、それ以外考えられないほど、不思議の国のアリスには、ぴったり。また、アーサー・ラッカムの絵は、個人的に好みで、楽しみの一つでしたが、アリスは、テニエルかなぁ・・・
 今回の展示では、ルイス・キャロルやテニエル以外の画家たちによる、本や挿絵も展示されています。それは、現代にいたる およそ、1世紀に及ぶ画家たちの饗宴でもあって、楽しいものでした。ヘレン・オクセンバリーやエリック・カール、ディズニーのアリスもあります。

 ところが、どの画家も、その個性を発揮して、おもしろいものの、画家ごとに展示、この展示方法より、同じ章の挿絵を比べていった方が、もっと、面白さが増したような気がします。それぞれの表現方法は異なっても、元になる話が一緒なのですから、その捉え方を見るのは、きっと、興味深いものになったと思うのです。

 また、係の方が、羽根つきの帽子をかぶり、黒いいでたちで、室内監視をなさっていましたが、アトラクション会場ではないし、もっと、ワンダーランド感を出すなら、違う方法で、アプローチしてほしかった気がします。ティーセットの設えも、中途半端な気がするし、他、色々な飾りも、子どもだましに近いような・・・会場の最後では、さながら、アミューズメントパークのような、アニメーションが並んでいました。手を振ってくださいと言うアナウンスについ つられ、手を振ったら、各画面のアリスワンダーランドのキャラクターたちが、手を振りました。(カ・リ・リ・ロは、若い頃、本場に行ったくらい、ディズニーランドが好きでした。)(続く)

☆写真上は、左から、アーサーラッカム「アリスとメダマカエル召使い」(1907年)。左下、マリ・ローランサン「涙の池」(これは、このページが開かれた展示本で、他のページも見てみたかった・・・)(1930年)。右下、エリック・カールのはらぺこあおむし風の「チェシャネコいもむし」(2018年)。ポストカード3枚の下にあるのは、展覧会の案内パンフレットのジョン・テニエルのアリス(1890年)
☆写真下は、写真撮影可の展示作品、チャールズ・サントーレ「ウサギ穴を落ちていくアリス」(2014-17年)
            アリス20

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