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みんなみすべくきたすべく

ウィリーのこねこ ミューミュー

ウィリー1j
「ウィリーのぼうけん」(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作 上條由美子訳 広野多珂子絵 福音館)には、三つのおはなしが入っています。「ウィリーのどうぶつ」「ウィリーのポケット」「ウィリーのおでかけ」です。挿絵のたくさん入った幼年童話です。

一番初めのおはなし「ウィリーのどうぶつ」は、≪ウィリーは、どうぶつを、1ぴきもかっていませんでした。ウィリーは、いっしょにあそべる、どうぶつがほしとおもいました。じぶんだけの、いきている、ほんとうのどうぶつです。≫で、始まります。それで、田舎に住んでいるおばあちゃんに電話し、おばあちゃんが捕まえられる動物は?と相談。すると、おばあちゃんは、次の日、小さな箱をウィリーに届けてくれます。お母さんがお昼に帰ってくるのを待って開けてみると…
 そこから飛び出した小さいふわふわのもの。長い髭とキラキラしたみどりの目と、白い、とがった歯と、ふさふさしたしっぽがついています。
・・・で、ウィリーは、その子猫の世話をし、一緒に遊び、名前を「ミューミュー」とつけました。

 さて、小さな子どものおはなしは、子どもたちの身近なもの、身近な出来事、あるいは、子どもたちの気持ちに沿ったお話というものが大切です。作者のマーガレット・ワイズ・ブラウンは、「おやすみなさいおつきさま*」や「クリスマス・イブ*」をはじめとして、子どもたちによくわかるお話を書き続けた人でした。(続く)

*「おやすみなさいおつきさま」(マーガレット・ワイズ・ブラウン文 クレメント・ハード絵 瀬田貞二訳 評論社)
*「クリスマスイブ」(マーガレット・ワイズ・ブラウン文 ベニ・モントレソール絵 矢川澄子訳 ほるぷ)

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