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湖水地方のネコたち(1)

湖水地方12j
ポターの描くピーターラビットとその仲間にも、ネコさんたちはいます。
まず、こねこのトム。
『こねこのトムのおはなし』(ビアトリクス・ポター作絵・石井桃子訳 福音館)では、お母さんがお友達を招いてお茶会のその日、トムと妹たちはおめかしするのですが・・・子どもたちあるあるのような話。窮屈な服装が、いかに子どもたちにマッチしないかということですね。

また、こねこのトムは『ひげのサムエルのおはなし』(ビアトリクス・ポター作絵・石井桃子訳 福音館)にも登場。
ネズミたちに捕まってしまい、猫巻ダンゴにされ、危機一髪!
ネコなのに、愚かな子ネコゆえに、ネズミに捕まってしまうというアイロニー。
このねこまきだんごという驚きの発想。・・・・可笑しい、こわーい。

さて、ねこまきだんご状態のトムが助かった後の、トムのお母さん、タビタ奥さんのしたたかさ。
≪タビタおくさんは、ねり粉を トムのからだからはがして、すすが目立たないように、ほしぶどうを入れて、ゆでだんごにし・・・・≫

それから、トムには、ミトンとモペットという妹がいます。
そのモペットちゃんは『モペットちゃんのおはなし』(ビアトリクス・ポター作絵・石井桃子訳 福音館)に登場し、ネズミに翻弄される、ちょっと情けない子猫のお話ですが、いつまでたっても、ネズミを怖がったトムに比べ、モペットちゃんとミトンは、≪大きくなると、たいへん ねずみとりが じょうずになりました。ふたりは 村へ ねずみとりに出かけて、ほうぼうから ちゅうもんをうけました。とったねずみは、1ダースいくらで、おかねをはらってもらいましたから、あんらくにくらすことができました。≫

そして、トムたちのお母さんタビタおくさんの、いとこはリビーおばさん。
『ひげのサムエルのおはなし』では、タビタおくさんと一緒に、いなくなったこねこのトムを探していました。(続く)
☆写真は、英国 湖水地方(撮影:&Co..I)

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