FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

ロマンチックな歌に、優しい音色

     リュート20
ソプラノとリュートの 小さなコンサートに行きました。生リュートの演奏は聞いたことがありませんでした。
バレンタインデーが近いということで、フランス、イギリス、イタリアの愛の歌を集めたものでした。

 お昼を済ませたばかりのその時間、少々眠気を誘われるのは、ソプラノの優しい歌声と、その伴奏となる、優しいリュートの音色ならばこそ。

 讃美歌や古謡、マザーグースなどは、どこかで聞いたことがある、親しみのあるメロディ。中でも、LochLomond(ローモンド湖)などは、「五番街のマリー」かと、思うくらい似たところがあることにびっくりしたものの、とってもいい歌。スコットランド地方の古謡は、どこか、懐かしい。

 ・・・と、英語の歌もさることながら、イタリア、フランスの歌も、素敵でした。
「恋人よバラを見に行こう」は、ロンサールの詩を歌ったもの。
改めて、ロンサールが古い時代の詩人だとわかります(1524~85)。というのも、リュートがルネサンス期からバロック期に活躍していた楽器だったからです。
ロマンチックな歌に、優しい音色のリュートの伴奏。

≪恋びとよ、見にゆかん、
花薔薇(はなそうび)、けさ紅(あけ)に、
陽に解きし その衣、
くれないの 重なりも、
きみに似し頬のいろも、
失せたりな、今宵いま。
・・・・・(後略)・・・・・≫「カッサンドルへのオード」(「ロンサール詩集」井上究一郎訳 岩波文庫)(続く)

PageTop