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ねこのラルフ

ラルフj
 「あくたれラルフ」(ジャック・ガントス 二コール・ルーベル 石井桃子訳 福音館 童話館)のラルフが、猫だということを忘れそうです。
 ま、猫じゃなく,きかん坊過ぎる、小さな子どもとも言えます。
この絵本が福音館から翻訳出版されたとき(1982年)、訳者石井桃子となっていて、ちょっと驚いたものです。
 石井桃子が、それまで訳してきたものと、絵やお話の雰囲気が、ずいぶんと違ったからでした。実際「あくたれラルフ」という、過激なタイトル。
 が、中を読んでみると、いたずらすぎる猫のラルフも、愛おしい存在です。

 この「あくたれラルフ」の後、ずいぶん、時を経て、訳者は、いしいももこからこみやゆうに変わり、出版社もPHPに変わってはいますが、、お馴染みのあくたれラルフと あくたれでもラルフを好きなセイラの登場する絵本は「あくたれラルフのたんじょうび」「あくたれラルフのクリスマス」「あくたれラルフのハロウィン」と続きます。

 どの絵本でも、生き生きとした動きを通り越した、ラルフの悪たれぶり。最後ではセイラに甘えたり、納得の表情だったり。
 子どもはこんなもんでしょ。という向きもあるかもしれませんが、ちょっとやりすぎというのもあるなぁ・・・・

「あくたれラルフのたんじょうび」「あくたれラルフのクリスマス」「あくたれラルフのハロウィン」(ジャック・ガントス 二コール・ルーベル こみやゆう訳 PHP研究所)

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