FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

障壁画

特別1j
(承前)
 今冬の京都文化財特別公開のテーマは「京都にみる日本絵画」とありました。(~2019年3月18日)
 その中で、妙心寺天球院と麟祥院に行きました。
 まず、天球院では、狩野山楽生誕460年記念とする狩野山楽・山雪の絢爛豪華な障壁画が見ることができるのですが、「印刷」とあります。こんな大きいもの?凄い技術ですね。いわゆる大きなコピーなのです。現在、本物は、京都国立博物館にあるらしく、数年前の「狩野山楽・山雪展」などで見られたようです。
 もとは、金箔画なので、本当に贅沢なものです。描かれた草花の美しい事。虎の生き生きしていること。こんなに小さな塔頭に、しかも、禅寺の一角に この華美なものがあったのは、ちょっと考えにくいくらいです。
 一部屋のみ、桃山時代そのままの水墨画の部屋が残されていました。
まだ瓦jjj
 加えて、その廊下の天井がまた凄い。関ヶ原の戦い(1600年)の直前の伏見城の戦いで、自刀した遺体が並べられていた床板を、いわゆる血天井として使っているのです。供養のため、足で踏むことのない天井に再利用という発想ですが、調べてみると、京都の結構な寺院に使われていました。(続く)
天球院j

PageTop