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みんなみすべくきたすべく

7ひきの真っ黒い子猫

ショーティj
もう1冊バーナディン・クックのねこ(と、犬)の絵本。
「ショーティーとねこ」(小笠原まき絵 小風さち訳 福音館)は、ショーティーという茶色い足の短い犬と仲良しの緑の大きな目の真っ白い髭と長いしっぽを持つ猫の話です。…猫の名前は書いていません。原題もShorty and That Cat です。
 ショーティーと猫の二匹は、いつもは仲良く遊ぶのに、ある日、箱の中に猫が、入ったきり。
ショーティーが箱をのぞこうとすると、猫はうなって追い返す始末。
あるとき、猫の居ない隙を見て、ショーティ―が箱の中をのぞくと・・・7匹の真っ黒い子猫!!

 この絵本は、絵の端々に、日本の匂いがします。というのも、墨絵のようなタッチで、表現しているからでしょうか。特に、上記写真の真っ黒な子猫たちの様子は、他のどのシーンよりも この表現の方法がぴったりだと思います。
 油絵の黒を使っていたら、もっと「黒」が強調されていたかもしれません。
 が、このページには、真っ黒な子猫のふわふわした毛の様子。身体を寄せ合っている様子が、優しく描かれています。細かい線を生かす墨絵ならではの技法だと思います。
 寝息まで聞こえてきそうです。

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