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こねこの ぴっち

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「こねこのピッチ」(ハンス・フィッシャー 石井桃子訳 岩波)
このブログにも、以前、こねこのぴっちのことは書いています。➡➡  ⇒⇒

 大判のぴっちも岩波子どもの本の小型のぴっちも、どちらも可愛い「ぴっち」です。この気になる版型のことについては、以前も紹介した沼辺信一さんのブログに詳しい。➡➡

 ただ、上記写真のように並べてみると、小型のほうには、角にベルをつけているひょうきんなやぎとお父さんねこのまり(マウリ)などが削られています。その点は、やっぱり残念だと思っていたら、昨日の「たんじょうび」(ハンス・フィッシャー 大塚勇三訳 福音館) ➡➡ も大型絵本ではありますが、最初の動物たちを紹介しているページの絵では、あひるの数が足りません。右端の池のあひるが半分というところからみても、もしかしたら、原画には、ちゃんと、池が描かれ、あひるの数もちゃんと描かれていたのではないと推測するのです。それとも、初めの原書から、そうなっていた?
 こんなこまかい事、大したことではないかもしれません。が、しかし、子ども心を失わない子どもの本の作家は、子どもがごまかして描くことを嫌うことを知っていますから、もしかしたら、日本の大型絵本も原画を少しは削っているのかもと思った次第です。

 ともかくも、ぴっちという可愛い名前のきょうだいたちの名前も可愛いのですよ。大人は、ぴっちのことしか覚えていないことが多いけれど、子どもたちには、お馴染みの名前。ぐりぐりとぐろっき、それにぱっちにみっちにぴっちです。(「かもさんおとおり」のコガモたちの名前を思い出した人も居るかも?)

☆写真は、スイス チューリッヒ古本屋さんウィンドー 右は、クライドルフ「Blumenmarchen」(「花のメルヘン」佐々木田鶴子・訳 ほるぷ出版)

   ここねこのぴっちj (2)

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