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みんなみすべくきたすべく

デニスの読んでくれた本

もみのきjj
 (承前)
 もう一つ、「スタンド・バイ・ミー」(スティーヴン・キング 山田順子訳 新潮文庫)に書かれていたことで、面白かったのは、 やがては、物書きになる主人公ゴーディが、事故で死んでしまうお兄ちゃんデニスに、夜寝る前に読んでもらった本のこと。
 母親に読んでもらうより、ずっとよかったという本のこと。

≪ 母親が読んでくれるのは「おだんごぱん」とか「三匹のこぶた」など、ちゃんとした話だったが、デニスのは「青ひげ」や「切り裂きジャック」のようなものだった。また、デニスは「三びきのやぎのがらがらどん」の変形版をもっていて、その版では、本来はやぎたちに負けてしまう橋の下のトロールが、最後に勝っていた。・・・≫

自伝的要素の強い「スタンド・バイ・ミー」ですから、こんな子どものときの読書経験が、スティーヴン・キングをホラー作家に作り上げていった一つの要素だと、示唆するものでしょうか。

それにしても、「三びきのやぎのがらがらどん」の変形版ですって?デニスお兄ちゃんのオリジナルなんだろうか・・・(続く)
☆写真は、スイス アルメントフーベル

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