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オーロラの国の子どもたち

オーラ
 久しぶりに、子どもの本の売り場の目につくところで、イングリとエドガー・パーリン・ドーレア⇒⇒の絵本を見つけました。
「オーロラの国の子どもたち」(かみじょうゆみこ訳 福音館)
 アメリカでの初版は1935年とありますから、今回日本語訳の新刊と言っても、もう長らく、子どもたちが楽しんできた絵本と言えます。
 
 絵本ですが、文章が長く、物語というより、サーミ人の暮らす地方の生活紹介の絵本ですから、幼い子どもたちより、もう少し大きい子どもたちなら楽しむことができると思います。

 彼らの「オーラのたび」もそうでしたが、絵が温かくて いい絵です。今、世に溢れる尖ったもの、そんなところのないまろやかで優しい絵なのです。

 文が長くて・・・と言うなら、絵をパラパラとみていくだけでも楽しく・・・・・結局 本文を読みたくなります。作者の一人イングリ(イングリとエドガーは夫婦)の祖国ノルウェーへの愛が溢れています。

 写真右の馬の絵には、こんなことが書いてあります。
≪・・・・リーセとラッセは、スキーをはき、山をのぼったりくだったりして、といってもほとんどはくだりでしたが、ひろい川のところにやってきました。そこでふたりは腰をおろし、校長先生がくるのをまちました。まもなく、ベルがりんりん鳴る音がして、大きな馬が一頭、こおった川の上をはや足でやってくるのがみえました。校長先生の馬でした。先生は、馬そりに子どもたちをのせてきたのですが、もうそりはいっぱいになってしまいました。リーセとラッセは、大きな馬と、大ぜいの子どもをつんだそりの光景に、ただいきをのんでたっていました。すると、先生は手をのばして、ふたりをつかみあげ、そりの子どもたちの上にのせました。りーせとラッセは、すぐにはずかしのもわすれました。子どもたちはしゃべり、馬は水をきしませながら、村へむかってはや足でかけていきました。・・・≫

 ドーレア夫妻(イングリ&エドガー)の絵本
*「オーラのたび」(吉田新一訳 福音館)
*「ひよこのかずはかぞえるな」(瀬田貞二訳 福音館)
*「トロールのばけものどり」(いつじあけみ訳 福音館)
*「まいごのフォクシー」(うらべちえこ訳 岩波書店)
*「トロールものがたり」(辺見まさなお訳 童話館
*「オーロラの国の子どもたち」(かみじょうゆみこ訳 福音館)

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